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こんな処に!

秋晴れの一日、少し足を延ばして噂に聞いていた絢爛豪華なお宮を訪ねてみました。
埼玉県坂戸市にある『聖天宮 セイテンキュウ』という道教のお宮です。

一万以上の部品をくぎ無しで組まれた天井、透かし彫りされた5メートルもある石柱など道教のお宮では日本最大級というだけあって見所は沢山ありますが、一番驚いたのはこの地に開廟した経緯でした。

のどかな田園地帯の中にあります

パンフレットによると
「聖天宮の建て主は康國典大法師。四十歳半ばにして不治の大病を患い、ご本尊 三清道祖 と縁起を持たれたのを機に一命をとりとめ、完治されました。深謝の念と、何人にも神様のご利益にあやかれるお宮を建てたく建造の地を探していたところ、なんと生国の台湾ではなく日本のこの地にとお告げを授かりました。聖天宮の名、佇まいや方角もお告げがあり、当時、正面の道、最寄りの若葉駅もなかった雑木林のこの地を一から整地し昭和56年から着工に至りました。台湾の一流宮大工を呼び寄せ、15年をかけ、平成7年に聖天宮を開廟しました。」
経緯も規模も、なんとも不思議なことでした。

美しく手入れされた中庭

休憩室もゆったりと清潔で、台湾製品の珍しい自販機もあり楽しめました。

気持ちの良い季節です。
体調を整えて身近な散策でリフレッシュをお勧めします!