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【汎用性無し】外資アセマネから内定を頂いた背景

結論、運とタイミングが非常に大事だったなあと。

最も重要な要素がその二つだという印象ですが、運やタイミングがめぐってきた時に、相応の準備が出来ていなければ内定をいただけないというのも事実かと。

なので、本記事では私がどのような経歴なのか、英語力はどれくらいなのか、どういったプロセスで内定に至ったのかをざっくばらんに紹介していければと思います。

汎用的なものではないし、ダミー情報で書いている部分もあるので参考程度に軽く読み飛ばしてください。

私の経歴

馬鹿正直に書くと特定されかねないので、ダミーの情報を入れつつ書くと以下の通りです。

年齢:20代
大学:私文
業界:バイサイド
アセット:債券中心。株、オルタナも多少。
保有資格:生保関連の大量にある資格、FP2級、証アナ、CFA Level 1
英語力:TOEIC 950、英語面接乗り切れるくらい
海外経験:純ジャパ、留学無し、某外資アセマネの現地研修参加

特にこれといった強みもなく、運用業界でこれくらいの年代だったらありきたりかなという感じです。

情報収集

基本はエージェントに聞きまわっていました。エージェントからは米系が忙しくて、欧州系が相対的にまったりと聞きましたが、真偽のほどは存じ上げません。

有料noteを購入したこともありましたが、有益な情報は得られませんでした。

あとは、申し込んだ企業のウェブサイトはチェックしましたし、投資運用会社要覧やGPIFの委託先にも目を通しました。
加えて、外資アセマネの規模感を把握するために、AUMのランキングも参考程度に確認しました。

投資運用会社要覧
投資運用会社要覧 | 日本投資顧問業協会 (jiaa.or.jp)

GPIF委託先
GPIFは自ら運用を行っているのですか。|年金積立金管理運用独立行政法人

AUM ランキング
World's Top Asset Management Firms (advratings.com)

英語力

これを読んでいる方のほとんどが気になっているポイントが
「どれくらいの英語力があれば外資アセマネの選考に耐えられるの?」
という部分かと思います。
私も今でも外資アセマネにいる皆さんが、どれくらいの英語力を持っているのか気になってます。

「ポジションや年齢によって違う」というのが結論かとは思いますが、一応私の場合を紹介しておきます。

私の場合、募集のあったポジションが、相応に英語力を求められるものでした。
具体的には、本社とのコミュニケーションが日常的に発生するポジションです。

なので、英語を話せるかの確認をエージェントにも面接官の方にもされましたし、英語面接もありました。

つまり、私に求められていた最低限の英語力として「面接官を納得させるだけの英語力を保有している根拠と、英語面接を乗り切れるだけの英語力」であると解釈してました。

前者については、TOEICが意外に役立ったなという印象と、外資アセマネの現地研修に参加していたというエピソードでごり押しました。
英語力をある程度証明できる資格と、実際に英語を使ったエピソードを用意しておけばよいかと思います。

後者(英語面接)については、めちゃくちゃ準備しました。
想定質問を十数パターン考えておいて、回答をほぼ暗記して臨んだ感じです。
想定質問については、後述しています。

もちろん、想定外の質問も飛んできましたが、暗記していた回答を応用して何とか乗り切りました。正直、緊張していて何を話したかはほとんど覚えていません。

英語学習

英語学習のバックグラウンドについては、新卒1,2年目の時に「マーケットの公用語は英語」とTOEIC600点台の先輩に言われてから、数年かけてコツコツと勉強してきました。今も勉強中です。

具体的には、以下の経緯で勉強をしてきました。

~初期~
目標:TOEIC900点超を目指す
手段:スタディサプリのTOEIC対策のやつ

~中期~
目標:スピーキング力の強化
手段:毎日30分のオンライン英会話+復習+発音矯正アプリ(ELSA)

~後期(今)~
目標:リスニング力を中心に強化
手段:GS Exchanges, TED, その他YouTubeを聞きまくる+Bloombergなどの英語記事をたくさん読む+発音矯正アプリ(ELSA)

今は、英語に触れる機会をとにかく増やすということを意識しながら勉強を進めています。

TOEIC900点すら持ってないという人は、とりあえずとる。すでに持っているという方は、英語に接する機会をひたすら増やす、という方針で良いんじゃないでしょうか。

面接で聞かれたこと

一部を除いて突拍子もない質問は聞かれませんでした。

私の場合、ポテンシャル採用に近いものがあったので、オーソドックスな質問が多かったのではないかと。
もうちょっと年代やポジションが上になってくると、全然違ってくる気がします。

基本的には、以下の質問に対する回答を用意して臨んだら問題ありませんでした。英語版の回答も用意しておきました。

  • 自己紹介

  • 新卒時の入社理由

  • なんで転職したいの?

  • なんでウチなの?

  • ウチについて知ってること教えて

  • ウチに入ったら何したいの?

  • 他社受けてる?

  • どうやってウチに貢献できると思う?

  • 5-10年後は何かイメージしてることある?

  • 今までのキャリアの一番の成果

  • 強みと弱み

  • その強みをウチでどう活かせる?

  • 挫折体験とどう乗り切ったか

  • 英語力について

  • 逆質問3つくらい

「転職面接 質問」で出てくるものばかりかとは思います。

英語面接の冒頭で、「週末何か予定あるの?」みたいなことをフランクに聞かれて、特に予定のなかった私は初っ端からテンパったというのは良い思い出です。

採用プロセス

履歴書(含む英文)を出して、面接数回やって内定という流れです。

3ヶ月くらいはかかったんじゃないかと思います。

そのほかに特筆すべき点はないです。エージェント経由でやり取りをしていたので、コミュニケーション面での不安も特にありませんでした。

エージェント

ビズリーチに登録をして、声をかけてきたエージェントに外資アセマネの求人を持っているか否かをひたすら聞いていました。

あとは、外資金融に強いという噂の人材紹介会社に直接レジュメを送っていました。企業が出している求人には怖くて直接申し込めなかったです…

付き合いのあった人材紹介会社は以下の通りです。

・ロバートウォルターズ
・モーガンマッキンリー
・エンワールド
・コトラ
・アンテロープ
など他数社

給与

ベースで1,000万円ほどです。プラスボーナスと福利厚生で1,500万円にはまだまだ届かないかなあというイメージ感です。

現職の給料よりだいぶ上がりましたし、個人的には満足しています。
業界やポジション的にも、妥当な金額なんじゃないかなあと勝手に思っています。

もっと高い給料もらっているよと自慢したい方はDMお待ちしています。晒します。

まとめ

ざっくばらんに内定をいただいた経緯を書きましたが、多少なりとも参考になれば幸いです。少なくとも、過去の自分が読んだら参考になると思ってます。
もうちょっと詳細が知りたいよという人は、XでDMでもお気軽に送って下さい。返信差し上げるか、noteに追記させていただきます。

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