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名作トライアル#137 ゼルダの伝説 時のオカリナ

どうも、3月になってからまさかのドカ雪スペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男です。
あと1ヶ月もすれば新年度だってのに、この大雪は一体何なんだい!嫌になっちまいますね。本当は家にこもっていたかったんですけれども、仕事だったので仕方なしに出勤したんですが、帰り道雪で塞がって帰れなくなってしまい、また友人の家に避難してしまいましたよ。参ったなぁ。
仕事になんぞ行くべきじゃなかったと激しく後悔しておりますよ。こんな目に遭うくらいだったら家にこもってレトロゲームでもやっていた方がよかったですね、ということで本日は「名作トライアル」のコーナーです。

昨日に引き続き「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を研究していきます。


「ゼルダの伝説」シリーズはナンバリングではなく、サブタイトルで作品が展開されていくので、初期作品はともかく、シリーズを重ねるごとに何作目なのかよくわからなくなってしまうってのは「ゼルダの伝説」あるあるであると、この地球上で俺だけが提唱しております。ここいらで初代「ゼルダの伝説」から「時のオカリナ」までのシリーズを追ってみましょうか。

まず、初代が発売されたのが1986年。ファミコンのディスクシステムのローンチタイトルとして「ゼルダの伝説」が発売。これがめちゃくちゃヒットしたのですが、なんと翌年1987年には続編の「リンクの冒険」を、同じくディスクシステムで発売するのですが、これがなんとまぁ、2作目にして初代とゲームシステムをガラリと変えた作品となっております。普通シリーズものって、初代の流れをしっかり観て「2」があるものですが、2作目で「別ゲー」と言ってもいいほど変わってしまっているのです。いやはや・・・当時の任天堂、尖っているよなぁ。初代のシステムが不評だったわけではあいのに、あえて同じことをしないなんてカッコ良すぎます。今すぐ抱かれたくて仕方ありません。

「リンクの冒険」は個人的にはものすごく好きな作品で、「リンクの冒険」のシステムを作った「ゼルダの伝説」の新作、もしくは「リンクの冒険」のリメイクを現行機に出して欲しいと思っていたりするのですが、どうですか?任天堂さん。リリースしたらレトロゲームファンはみんな買いますよ。もう俺のいう通りにリリースしてコレにしませんか?コレに。グヘヘヘヘ。

1990年にファミコンの後継機「スーパーファミコン」が発売され、翌年1991年に3作目「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」が発売されます。これも名作と名高い作品で、この作品が一番好きだ!って方をこれまでに何人も俺の脳内の中で見てきました。
スーパーファミコンでの「ゼルダの伝説」シリーズは「神々のトライフォース」のみで、その2年後の1993年にはゲームボーイで「ゼルダの伝説 夢をみる島」なんてのが発売されました。ついに「ゼルダの伝説」も携帯ゲーム機に登場なわけでございますけれども、これもめちゃくちゃ面白いんだよねぇ・・・。よくできたゲームでありながら、ところどころにインディーズ的なノリがあって、でもそれが、開発者だけで盛り上がっている感じではなく、ちゃんとプレイヤーにも伝わるものになっているし、衝撃的なエンディングも含めて本当によくできたゲームだと思っております。

その次が1998年11月 NINTENDO64 で発売された「ゼルダの伝説 時のオカリナ」ということになります。ってことは・・・「時のオカリナ」はシリーズ5作品目ということになります。1986年の初代発売から12年後の1998年には 2D だったグラフィックも 3D に向上し、映画的な演出も可能となり、サウンドも向上し見違えるほどに進歩したのでした。
いやはや、当時のゲームハードの進歩のスピードは驚異的です。初代と「時のオカリナ」でもとんでもない進歩ですけれども、1991年に発売された「神々のトライフォース」と1998年に発売された「時のオカリナ」この2作品を比べても相当なレベルで進歩しております。

その中でも、今回特に注目したいのが「ダンジョン」ではないでしょうか。各ダンジョンに、はっきりと個性が出たのは「時のオカリナ」からだと思います。樹木の中、火山の洞窟、巨大生物の胃の中、などなど。ダンジョン内のグラフィックも、音楽にも個性が立っていて、基本的にはダンジョンの個性がどれも被らないのです。
そしてダンジョンの個性に合ったような謎解きの数々。どのダンジョンにもそれぞれに思い入れがあり、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を一緒にプレイした人とゲームの話をするときは、基本的には「ダンジョン」別で思い出を語るのが基本です。

「ゼルダの伝説」には「ダンジョン」がゲームの中の大事な要素です。シリーズによって目的が違ったりするんですけれども、ラスボスをボコリに行くのに、ゲーム内の世界各地のダンジョンに「大事なもの」が散らばって、それぞれのダンジョンに行き謎を解きつつ、一番奥のボスがいる部屋に行き、ボスを倒して「大事なもの」を回収。すべてのダンジョンをクリアしてやっとラスボス。そしてエンディング、というのがスーパー大雑把な説明となります。ということで「ゼルダの伝説」の初代から「ダンジョン」が存在するのですが、ファミコン、スーパーファミコン時代のダンジョンってのは、スペックの問題で仕方ないんですけれども、ダンジョンの背景だったり、BGM が基本的に全部同じなんですよねぇ。すごくネガティブな言い方になってしまうんですけれども「どこも同じ見える」「変わり映えがない」というのが正直なところ。
しかも当時はグラフィックが 2D だったと言うこともあったので、本当に仕方ないんですけれども、それでもゲームが進むに連れアクション難易度や謎解きの難易度が徐々に上がっていくあたりがすごく上手くできていたりして、「時のオカリナ」以前の「ゼルダの伝説」シリーズのダンジョンにも、やった人にはわかる魅力は確かにあるんですけれども、やっぱり「時のオカリナ」の 3D になってからの「ダンジョン」の魅力は大きい。

この流れで「俺の好きなダンジョン」でも紹介しましょうか。いやいや、こんなわっけのわかんない32歳のおっさんが一番好きなダンジョンとか、どうでもいいですよね。興味ないし、というか気持ち悪いし。
気持ち悪いですか・・・そうですか。俺が note を毎日書く理由、それは読者の皆様に気持ち悪がってもらうのが大きなテーマでもありますので、せっかくですからたっくさん気持ち悪がってもらいたい。ということで、ここからは一方的に俺の好きなダンジョンの話を書きたいと思います。

と、書いてみたものの、好きなダンジョンがたくさんあるんだよなぁ・・・。どれがいいかなぁ・・・。俺の好きなダンジョンなんか誰も興味ない上に、どれにしようか俺自身が迷っているあたり、気持ち悪さがさらに倍増してたまんないでしょう。

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で謎解き難易度が最高潮に高いで有名なのが「水の神殿」だったりします。ガキの頃はプレイのたび詰んでいたので苦手なダンジョンではあったんですけれども、2011年に 3DS 版で再度プレイしたあたりから手応えのある難易度がクセになって、今では好きなダンジョンでもあります。
「魂の神殿」のボリューム感もいいし、ホラー好きとしては「闇の神殿」も捨て難いんですけれども、やっぱりプレイするたびにウットリするのが「森の神殿」かもしれません。

順番にプレイした場合、4つ目に訪れるダンジョンなんですけれども、人の気配が一切ない、森の奥深くにひっそりと佇んむ場所です。入り口には大きな階段があったはずが、途中で崩れており階段を使うことができず、とあるアイテムを使わないと入り口に入ることができません。
中は結構広い、洋館風な作りになっているんですけれども、長い間手入れされていないのか、自然に飲み込まれている感じで、あちらこちらからツタが生えていたり、さらに奥にいけば幽霊のモンスターが徘徊しているし、全体的に薄暗いし、不気味な音楽も相まってゾクゾクします。俺自身が「廃墟マニア」だったりもするので尚更グッときているのかもしれません。

「森の神殿」といえば、超有名なのが「ねじれ廊下」ではないしょうか。廃墟で不気味な雰囲気満載な上に、幽霊のモンスターも徘徊していて、その上時空も歪んでいるという、オカルト好きにはたまらない空間です。
「ねじれ廊下」だなんて、どういうことなんじゃ!?と、ゲームをプレイしない人からしたらわっけわかんないでしょう。では、実際に「ねじれ廊下」を歩いている VTR をお楽しみください。

どうですか、大きな目玉の扉の向こう側、時空がおかしくなっているじゃないですか。こんなの現実世界で起こったらおしっこ漏らしスペシャル間違いないですよね。というか廊下がねじれて見えたら即病院に行ってくださいですけれども、こういうのも 3D ゲームだからこそ表現できる世界です。

実はこの「ねじれ廊下」のキャプチャーが、中学校の美術の教科書に掲載されたことも有名な話です。今から15年くらい前ですけれども、実家に住み着いていた雑魚というか・・・あの人・・・なんていうんだっけ・・・えーっと・・・あ!そうそう、思い出した!「弟」だ!
弟が当時中学生だったんですけれども、奴が学校で使っていた美術の教科書に「森の神殿」の「ねじれ廊下」のキャプチャーが掲載されていたのをこの目で見たことがあります。
「ねじれ廊下」が紹介されていたというよりは、世の中の様々な美術を紹介しているページの中に「コンピューターグラフィックス」という項目があり、その中に掲載されていて、廊下がねじれている件については特に触れていませんでした。
あの教科書、多分処分されちゃったべなぁ。「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のファンとして、弟の中学校卒業と共にあの教科書を回収するべきだったなと今では大反省しております。誰か持っていませんか?譲ってくださいな!もちろん、無料で!!!


・ゼルダの伝説 時のオカリナ(NINTENDO64 版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D (3DS版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ(WiiU バーチャルコンソール版)

・今回は「Nintendo Switch Online + 追加パック」版で遊ばせてもらっております!

というところまで書いて文字数が4439文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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