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名作トライアル#105 バイオハザード4

どうも、全裸ゴムパッチンです。

それは冗談でして肝数値高男です。

仕事をしたり、ニートになったりと、いろんな生き方があるわけでございますけれども、その中で「仕事をする」生き方を選んだってのに、仕事に行ってみたらこんなことをされてしまったら嫌になってしまいますよね。一生懸命頑張っている人がこんな目に遭わないといけないのは納得ができないですね。
というか、こんないじめ動画を SNS に投稿したら大変なことになるってのはこれまでいろんな事件があったので SNS をやっている人間ならば誰もがわかることなのに、なぜやってしまった?わざと問題になって注目されたかったのか?俺には全く理解ができません。

仕事に行ったらこんな目に遭う可能性も高い。それならば無理に仕事には行かないで家にこもってレトロゲームをしていた方がはるかにマシかもしれない。ということで今日は「名作トライアル」のコーナーでございます。

最近仕事が忙しすぎて全然ゲームができていない。いや、工夫をすれば1日のどこかでゲームをする時間は作れないこともないんですけれども、そんな工夫ができないくらい最近の俺は疲れ果ててしまっている。
なので今日も前回に引き続き「バイオハザード4」に関する昔の思い出を書いていこうと思います。

「バイオハザード4」で有名な話と言えば、何度も作り直されたという話でございます。ゲーム自体は2005年に発売されたものですけれども、開発スタッフの過去のインタビューや Twitter なんかを見たら PlayStation2 が発売された2000年あたりには着手していた様子。
ただ従来のシリーズと同じような内容を新ハードで開発するのではなく、フルモデルチェンジをした新しい内容にすることを大きなテーマにして開発をしていたようです。
アクション面を全面に出した内容の「バイオハザード4」を最初は開発していたが、途中でアクション面がさすがにつよすぎでこれは「バイオハザード」ではないね、でもこれはこれで面白いから新規 IP として世の中に出すべきだとの判断で発売されたのが今でこそカプコンの大人気ゲームとなった「デビルメイクライ」であることは、超有名な話です。

「デビルメイクライ」は2001年に発売され大人気ゲームとなったのは言うまでもありません。それから PlayStation で育った「バイオハザード」シリーズが今後は当時の任天堂の最新ハードだった「ゲームキューブ」で独占供給するという衝撃的な発表がありました。

当時の俺、ガキだったので「へぇ〜そうなんだ」くらいにしか思っていなかったんですけれども、俺よりももっと上の世代というか、ゲームハード同士の政治的事情をそれなりに理解しているユーザーの方からしたら衝撃的な発表だったのかと思います。
一体「バイオハザード」シリーズは今後どうなってしまうのかって雰囲気がありながら、まずは2002年の春に初代「バイオハザード」がゲームキューブで発売され、これが本当に素晴らしい作品で「バイオハザード」と「ゲームキューブ」の相性がとにかくいいことが証明されたのでした。

同年の秋には以前から開発中であった完全新作「バイオハザード0」が発売されましたが、こちらはゲームのクオリティ自体は最新のハードの技術をしっかり駆使したものであったのと「パートナーザッピング」という今までのシリーズにはないシステムを導入したりと斬新ではありましたが、基本的には従来のシリーズとは変わりのない作品でした。

「バイオハザード0」が発売される前後に「バイオハザード4」の続報が発表。俺は当時発売された「ファミ通」で知ったんですけれども、ウルトラ多分ですが「バイオハザード4」の開発中の映像が公開されたのはこれが初だったのではないでしょうか。
当時カプコンではゲームキューブ向けに複数の新規 IP が開発されており「ビューティフルジョー」や「P.N.03」「キラー7」など今では懐かしいタイトルがたくさん並ぶ中に、唯一の「バイオハザード4」もあり、なんとそれらの開発途中のゲーム映像が収録された DVD が付録でついていたのでした。

俺はこの DVD ではじめて「バイオハザード4」の映像を観たんですけれども、衝撃的だったなぁ。バカ暗くて不気味な古城のような場所を、主人公のレオン・S・ケネディが警戒しながら歩いていたら真っ黒なモヤのようなものが急に現れ、それに目掛けてレオンが一心不乱に銃を乱射。
しかし太刀打ちできなくなり、さらにレオンも急に苦しみ出したような様子が映し出され、カメラの画角を引くと真っ黒なモヤに周囲を囲まれてヤバい状態に。
そこで映像が切り替わり「バイオハザード4」のタイトルロゴが。

衝撃的だったなぁ。「バイオハザード2」の主人公レオンが当時最新ハードで蘇ったのもバカ嬉しかったし、これまで「バイオハザード」といえば「ゾンビ」がある意味主役だったみたいなものの、ゾンビが一切出ない。映像のクオリティはバカ高いし、なんだかスッゲー怖いし。
どんなゲームになるのかものすごく楽しみだったなぁ。映像は公開されたけれども発売時期はまだ未定でした。とにかく心が躍ったのを覚えております。

ちなみにこちらの映像なんですけれども「バイオハザード3.5」と YouTube あたりで検索したら出てくるので興味のある方はどうぞ。

「バイオハザード3.5」って書いちゃっている時点で察しがつくかもしれませんが、実はこの映像、その後実際に発売された「バイオハザード4」とは別物なのです。つまりは映像に収録されていたものは完全にボツとなり作り直されたのでした。
これは俺からの視点で観た話になるんですけれども、開発中の「バイオハザード4」はゲーム性よりもホラー性がかなり全面に出されたもに対して、実際に発売されたものは、ホラー性は抑えられたけれども、ゲーム性はかなり高い。
つまりは最終的にホラーよりもゲームとして面白いことを優先したんだろうなと思われます。

2000年あたりから開発に着手し、2002年には最初の映像を公開し、紆余曲折があり2005年にはゲームが発売。かなり長い開発期間であるのは我々でもわかるんですけれども、他のゲームメーカーはどうなのかわかりませんし、実際はどうなのかもよくわかんないんですけれども、これだけ長い開発期間を設けることを許すカプコンは本当にクリエイター想いというか、それがあってゲームのクオリティがガツンと上がり、ユーザーも満足するじゃないですか。カプコンのゲームが愛される理由がよくわかる気がします。

そして、2005年に発売された「バイオハザード4」は世界中のユーザーが満足する名作であったことは言うまでもありません。


今日は久しぶりに「映像比較」のコーナーをやりましょうか。
アリストテレスくんが自身の Twitter で公開している「バイオハザードRE:4」のプレイ動画と同じロケーションで原作版で撮影をし公開するという誰も考えなかった画期的な企画なんですけれども、今回はこのようなロケーションでどうでしょうか。

これは旧作「バイオハザード4」をプレイした方ならば誰もが心当たりがあるシーンなのではないでしょうか。最初の村の集落で気の狂った大量の村人に襲われ、逃げたり戦ったりすったもんだしている時に遠くの教会の鐘の音が鳴り、それを聞いた村人たちがパタっと動きを止めて、教会の方に行ってしまうというシーン。
1人残されたレオンがキョトンとして「何?」ってなっているところにタイトルロゴが映るという序盤のシーンでございます。原作ではこんな感じです。

まるっきり同じではありますがよく見るとグラフィックやサウンドなど明らかに違いがありますね。よかったらリメイク作品と旧作品、見比べてみてくださいな。


〈関連 URL〉
■Special Thanks アリストテレス→ https://twitter.com/Bolk48ii47
■バイオハザード RE:4 公式サイト→ https://www.residentevil.com/re4/ja-jp/
■バイオハザード4 公式サイト→ https://www.capcom.co.jp/biohazard/4/
■名作トライアル目次→
https://note.com/preview/n1d802cf81f88?prev_access_key=571dd797c0a94e9a4b797129a6db461c

というところまで書いたところで文字数が3634文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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