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名作トライアル#102 バイオハザード4

どうも、熱中症のことを「ねー、ちゅうしよう」と言い換えて問題になったおじさんです。

それは冗談でして肝数値高男です。

こんなにも面白いギャグは世の中に存在しないのではないでしょうか。こんな高クオリティなギャグ、使うもんじゃないですね。俺のテキストを読みに来てくださった中で自分が変態であるという自覚のある方、くれぐれもご注意くださいませ。

それは置いといて、熱中症がどうのこうのの季節がやって来ましたね。北海道はまだまだ朝夕は寒いんですけれども、それ以外の地域はバカ暑いんでしょう。こんなに暑いのに仕事や学校行かないといけないんでしょう。皆さん本当にお疲れ様でございます。でも、暑さで具合悪い時はさすがに無理して仕事や学校には行かずにクーラーの効いた家にこもってレトロゲームなんかをやっていたらいいのではないでしょうか。ということで、今回は「名作トライアル」のコーナーでございます。


前回の「名作トライアル」から二週間以上が経過してしまいました。これだけ期間が空いてしまうとどんな現象が起こってしまうかと言いますと「なんの話を書いていたか忘れてしまう」という怪奇現象でございます。これは読者の皆様だけではなく、筆者にも起こります。そんな説明を書いたところで、まずは前回テキストのリンクを貼り、その後に本題に入っていこうと思います。

幸せの黄色いハーブ


前回まで読者の皆さんの目が充血するほど、そして筆者の俺の両手すべての指が腱鞘炎になるほど回復薬の「ハーブ」の話を書きましたが、「バイオハザード4」にも、回復アイテムとしてやはり「ハーブ」が登場したのです。
バカ細かい話になってしまいますけれども、それまでの「バイオハザード」シリーズでは「グリーンハーブ」「レッドハーブ」と表記されていたのに対し、「バイオハザード4」では「ハーブ(緑)」「ハーブ(赤)」と表記されるようになったのです。

そして今回は「ブルーハーブ」・・・すなわち「バイオハザード4」の表記的に言うと「ハーブ(青)」が登場しないのです。「ブルーハーブ」はそもそも毒消しアイテムなので、これがなくなったって事は毒状態になったら毒状態でエンディングを迎えるしかない。永遠に元に戻ることができましぇ〜〜〜〜ん!というアホな話ではなく、そもそもの「毒」の概念がなくなったのです。
個人的には毒状態になる緊張感があってこその「サバイバルホラー」なのではと一旦は思ってみたりもしたんですけれども、なんせ従来のシリーズからフルモデルチェンジした「バイオハード4」は今までになかった遊びやルールがギッシリ詰め込まれたゲームです。何でもかんでも新しいものを「足す」だけではなく、古いルールも「削る」ことも、良きゲームバランスにするのには必要なことだったのかもしれません。

「ブルーハーブ」がここにきて廃止。ありーがとーさよーなら。じゃあ今作は「ハーブ(緑)」「ハーブ(赤)」の2種類だけだ。シンプルでわかりやすく、ええやんええやんと思ったら、なんと「ハーブ(黄)」という、名前の通り黄色の薬草が出てきたではないですか!
えぇぇぇ?「ハーブ(黄)」ですと!?英語で言うと「イエローハーブ」でございます。こんなアイテム過去作品にはありませんでした。一体これはどういう用途で使うのか?知らないアイテムが出てくるとワクワクするものでございます。

どんな効果があるのかと言いますと、なんと使用すると主人公の体力の上限が上がるというのです。「バイオハザード」シリーずにそこまで詳しくないけれども他のゲームをそれなりにプレイしているゲーマーの方にわかりやすく説明すると、「ゼルダの伝説」で言うところの「ハートのうつわ」だったり、「鬼武者」で言うところの「力石」みたいなもんでしょうか。
では、ゲームを普段やらない方にどう説明すればいいのか・・・となりますと・・・
うーん・・・そうですねぇ・・・。じゃあ、今の時期だったら水筒を持ち歩いたりするじゃないですか。500ml  の水筒を使っていたんだけれども、これじゃ1日持たない。もうチョットだけ何か足りないと感じていたところ、700ml の水筒を見つけた、みたいな感じでしょうか。つまりは、容量を増やすのです。

体力の上限には限度があるため、「ハーブ(黄)」を使いすぎてしまうといつか上限に達してしまう。そうなったらそうなったで「ハーブ(黄)」は必要なくなってしまう回復アイテムです。つまりは最初は見つけるたびに嬉しいアイテムでありましたけれども、上限に達してしまえば不要な存在となってしまうほんのちょっぴり可哀想なアイテムなのです。

ちなみにこの「ハーブ(黄)」なんですけれども「バイオハザード4」で初登場ってことはそれ以降のシリーズでも採用されたのかと思いきや、登場したのは「バイオハザード4」とリメイク版「バイオハザードRE:4」の2作品だけらしいのです。
なんか他にも黄色いハーブが登場した作品があったような気がしたんですけれども、調べても出てこなかったので、きっとこれがおっさんの勘違いという名の老化の始まりでもあり、死へのカウントダウンがいよいよ松本いよはじまった中川証拠なのかもしれない。

・タメ口が素敵

ハーブの話ばっかり書いていたら、この筆者はゲームでも現実世界でも薬草系の何かが好きなのかって疑惑がかけられてしまいそうなので話題を変えましょう。

「バイオハザード4」の素敵なところのひとつに「キャプションがタメ口」があると思うんですけれどもどうでしょうか。
思えば過去作品は例えばセーブポイントのタイプライイターを調べたら「調査状況をセーブできます。インクリボンを使いますか?」とテキストが画面下部に表示されます。同じくボタンを操作するところを調べれば「ボタンがある。押しますか?」だったり、ハシゴがあるところを調べると「ハシゴをのぼりますか?」と出たりと、常に敬語でプレイヤーに質問してくるのです。
そりゃ、そうですよ。だってプレイヤーがソフトを買うのに支払ったお金が「バイオハザード」を制作したカプコンの社員のみなさんのお給料になっているのです。そりゃ俺たちは偉い存在ですよ。敬語を使われるのは、ある意味・逆に・ある反面当たり前の話なのかもしれません。

しかし「バイオハザード4」で、それが変わった。なんと急に「タメ語」になったのです。タイプライターの前にきたら「セーブする?」と出たり、ボタンを操作するところを調べれば「ボタンを押す?」と聞かれます。ハシゴにいたっては何も聞かれずボタンを1回押すだけでハシゴを登ったり降りたりします。
なんでしょうかね、この感じ。自分よりも1個2個年上なんだけれども、大学を出ているので低学歴の自分より後に入社して来て、最初は職歴の長いけれども年下の自分が先輩で向こうが学歴が長いけれども職歴が短い相手が後輩の感じなんだけれども、後輩が仕事をはじめて半年、ようやく慣れて来た頃に急に向こうが「職歴」ではなく「年齢」がすべてだと考え方を変えたようで、急にタメ口を使ってくる、あの感じのような不快感はなかったんですけれども、こう言った細かい部分も含めて、過去作品と大きな変化があって新鮮だったなぁ。

で、困ったことに「セーブする?」のテキストの下に表示されるのが「はい・いいえ」です。我々プレイヤーはこのどちらかを選択するのですが、向こうはタメ口なのに対して俺たちは「はい・いいえ」という感じで、丁寧に答えないといけないのです。あれれれ?お金払ってこのソフトを買っているのはこっちなんだけれども・・・??と、思ったりもしたんですけれども、金を払って食べに来ているのに、お店が勝手に決めたルールを少しでも破った客に対してキレるクソ店主ほどの不快感はさすがにないとは言え、なんか向こうがタメ口だったらせめて選択肢のテキストもタメ口にしたいところです。

例えば「セーブする?」のテキストに対して「うん・いいや」とかね。
どうですか?これで対等な関係が作れたのではないか?と、思ったんですけれども、ホラーゲームで選択肢がそれだったら雰囲気台無しでしょう。

じゃあオラついた感じだったらどうでしょうか。「ボタンを押す?」に対して「おう・いや」だったらどうでしょうか。うーん・・・こんなホラーゲームやりたかないねぇ・・・。
ってことは、「はい・いいえ」しか使えないのだろう。誠に残念ですけれども、プレイヤーの我々は「はい・いいえ」で我慢するしかなさそうでございます。


では、最後に恒例の「映像比較」のコーナーをやりましょうか。
アリストテレスくんが自身の Twitter で公開している「バイオハザードRE:4」のプレイ動画と同じロケーションで原作版で撮影をし公開するという誰も考えなかった画期的な企画なんですけれども、今回はこのようなロケーションでどうでしょうか。

「バイオハザード」シリーズの大人気キャラ「エイダ」が登場するシーン。「エイダ」と「レオン」といえば「バイオハザード2」で共演したキャラ同士。この2人が「バイオハザード4」で再度共演したのは俺を含め「バイオ4」をリアルタイムでプレイしていたユーザーにとってたまらなかったのではないでしょうか。

原作をプレイされた方は心当たりがあるのではないでしょうか。これ、原作でいうところの、このシーンですよね。

多分これしかない。このシーンで間違いない。このシーンじゃなかったら俺死ぬよ!と、断言できちゃうくらい自信があります。
原作版のシーン、発売された2005年当時もかなり迫力的なシーンだと思っていたんですけれども、リメイク版でさらに良くなりましたね。本当にカプコンの作品のクオリティは高い。カプコン万歳!カプコン万歳!(両手の骨が粉々になるまで拍手をする)


〈関連 URL〉
■Special Thanks アリストテレス→ https://twitter.com/Bolk48ii47
■バイオハザード RE:4 公式サイト→ https://www.residentevil.com/re4/ja-jp/
■バイオハザード4 公式サイト→ https://www.capcom.co.jp/biohazard/4/
■名作トライアル目次→
https://note.com/preview/n1d802cf81f88?prev_access_key=571dd797c0a94e9a4b797129a6db461c

というところまで書いたところで文字数が4431文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。
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