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日記的○○×文系博士

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記事一覧

海と映画

映画を見て、海を見た。 海を見て、映画を見た。 正確に言うと、先週は、映画を見てから、海…

夏のはて
3年前
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夏が終わる

朝、いつもの横断歩道で赤信号から青に変わるのを待っていると、 影の位置が変わっていた。 …

夏のはて
3年前
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地図に載らなかった村? 〜『ポルトガル名建築さんぽ』より

本屋さんでぶらっとしていた時に、幾何学的なのに有機的でもある建物の写真が気になり手にとっ…

夏のはて
3年前
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美術館への曲線的な道

めんどくさい・・・めんどくさいんです。 美術館の入場予約。 めんどくさいんですよ・・・美…

夏のはて
3年前
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農学部の人・経済学部の人・文学部の人

農学部の学生と経済学部の学生が、コロナについて激しく議論していた。一方は、ウィルスの脅威…

夏のはて
3年前
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『湯川秀樹 詩と科学』(STANDARD BOOKS)

「STANDARD BOOKS」とは平凡社から出ている随筆シリーズです。「刊行に際して」には、「科学と…

夏のはて
3年前
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夏の夜のおかんのひとコマ

「お母さん、本読むの好きじゃないねん。本に囲まれてるのが好きやねん。」 うん、我が母ながら気持ちいいぞ。賢ぶるのは良くないもんね。でもなんで今言った?テレビ見てるやん? 「ニッキ(少年隊の錦織一清氏)のお父さん、俳優のはずやで。(2、3分スマホで調べた後)違うみたい…そんなはずないねんけど。」 いや、ネットで調べたんですよね?それはWikipedia先生ですか?でも、Wikipedia先生も間違えることあるかもしれないもんね。そりゃそうだ。なんでも鵜呑みにしちゃいかん。

益田ミリ『心がほどける小さな旅』

益田ミリさん大好き。きっかけは『僕の姉ちゃん』であり、弟をもつ姉である自分としてはバシバ…

夏のはて
3年前
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いくえみ綾『潔く柔く』withコロナ

夏になると読みたくなる『潔く柔く』。(以下、ネタバレしております。) 青春、恋と愛、友情…

夏のはて
3年前
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マスクを吟味する夏2020

半年前の私は、まさか2020年の夏、マスクを洋服のように吟味するようになるとは想像すらしてい…

夏のはて
3年前
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ネット本屋でリアル本屋を超える偶然の出会いが起きて驚いた話

恩師から預かった戦前〜戦後にかけての絵葉書がファイルに収まったので、絵葉書のことを勉強し…

夏のはて
3年前
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コロナの世界でnoteを続ける私の理由

noteを始めて20日目です。10日目でも30日目でもなく、なんか中途半端な日にカウントしちゃって…

夏のはて
3年前
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茨木のり子 「汲む」の言葉にゾクゾクする

模擬面接をしている中で「ストレス解消法はありますか?」と聞くことがあります。「走ります」…

夏のはて
3年前
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一寸先は闇じゃない

闇の中にいるような時に思い出す、昔ある人から言われた言葉。 「一寸先は分からないね。でも一寸先を闇にするのも薔薇色にするのもあなた次第だよ。」 その人のオリジナルなのか、借用なのか確認していないけれど、私が人生で受け取った言葉ベスト10に入る言葉。 私の真ん中からじわっと広がろうとする闇をはらってくれる言葉。 薔薇色にしろよと叱咤激励してくれる言葉。 その人はもういないけど、言葉は長生きするね。 (「一寸先は闇」の闇は、いわゆる暗い闇という訳ではなく、単にわからな