【1】なぜうちの子が不登校に⁇ #024 お墓に導かれ
ものみへ通いながら、行きしぶり、遅刻早退欠席を繰り返し、中学3年生を過ごしていた娘。
周りから「なんで休むの?」「変わった子」「病んでる子」そんな目で見られていたんだろう‥。娘はとても辛かったと思う。そんな娘を見ている私も辛かった‥。
「今日は行けるの?」娘の部屋の前で毎朝、聞く。時間ギリギリになり、おにぎりを作り、学校へ送り込む。車から降りれない。横で号泣してるし〜。私も遅刻する〜。今日は無理ね、家に戻ろう(T-T) 職場の電話が鳴るたび、どきどき、お迎え⁇ 途中で抜けて、学校へお迎え、家に送り届け、再び出社。行き帰りは送迎だから、正社員にはならずに、お昼休憩なしの14時半までの勤務。お迎えに行かない日は帰って来なかったり‥。そんな毎日。私もボロボロだった。
ふと、ある日、お墓が気になった。主人の母の母と、母の姉が眠るお墓。主人の実家のお墓も、私の実家のお墓も盆暮正月、入学卒業など、ことあるごとにお参りに行っていたが、そのお墓には行ったことはない。主人の兄弟、従兄弟たちも行っていないようだった。
気になったので、ものみの方に聞いてみた。ものみの方はいろんな事がわかるらしく、すぐに教えてくださった。複雑な人間関係のもつれがあったようだ。主人に聞いてもわからない、無縁になっているお墓。なぜか主人はそのお墓の話を嫌がる‥。
私が、そのお墓を知ったのはまだ、娘が幼稚園の頃。息子を連れて近所にある親戚のお店へ、事務のお手伝いに行っていた時、主人の従兄弟から聞いた。その時はあまり気に留めなかった。娘が霊障に苦しむ姿を見ているうちに、そのお墓が気になった。
ものみの方に聞いてから、その足でそのまま、お寺へ行った。広い墓地。なかなか探せなかった。どのくらい探したんだろ、日が傾いてきた。
やっとお墓を見つけ、お参りを済ませ、傾いた日差しの方を向くと、そこには、今、私が勤務する会社のお墓があった。同じお寺とは知っていた。通りを挟んでちょうど、斜め西。
ご先祖様、お話しされていたんだ‥と思った。勤務先のご先祖様。うちのご先祖様のところへ、私を導いて下さったんだと思った。
私は一度、今の会社を辞めて、親戚のお店へお手伝いに行き、その時、お墓の話を聴いた。ご縁あって再び、今の会社へ‥。
感謝しかない。
今の会社の息子さんにも2度、助けて頂いた。1度目は以前、勤めていた会社に研修生としていらした。その時、業務が大変だった状況をその方がみえてから、一気に改善した。この人の下で働けたら幸せだろうと思った。2度目は娘を身籠った時、妊娠したとたん同僚の態度が激変した。辛かった。結婚もしていたから自然なことなのに、完全無視、もう、いない人扱い。ただでさえ、不安定な妊娠中。お腹はカチカチに張り辛かった。娘が大変になったのはこの妊娠中の出来事が影響しているのではないのか?と考えたこともある。そのくらい辛い時に、研修を終えて、ご実家に戻られた息子さんが、その同僚へ「欲しい人材はどこでも欲しいんだよ。」と言って下さったそうだ。「だから、もういない人のように扱ってごめん」と。言われた。救われた思いだった。
そんなことがあって、私は今の職場で頑張ってきた。辛い日もあった。泣きながら行った日も。でも、会社のご先祖様が、お墓へ導いて下さったこと。息子さんに助けられたこと。私はご恩返しの想いで今まで勤めてきた。綺麗事になるかもしれないが、お金だけでなく、純粋に、助けて頂いた会社で、少しでもお力になれたら嬉しい。もちろん、この仕事が好き。
そのお墓へは、その後も季節ごと、お参りに行く。無縁仏になっていたお墓。主人の親族は参らない。嫁っこの私だけど、遠慮なく行かせて頂く。その後、気乗りしていなかった主人も時々、行く。主人の兄弟も‥。
娘が辛いのはそのお墓も関係しているのかな?と考えていた。気休めかもしれないけど「大丈夫」と思えた。娘は少し楽になったようだった。
どんな過去があって、遠のいたのか。主人はなぜ知ろうとしないのか。私にはわからないけど、事情は聞かない。ただ、参らせて頂く。ご先祖様いて下さって、娘がここにいる。
娘のLINEの待ち受け "あなたがくれた『大丈夫』が『もういいよ』って聞こえた"と、なっていた。
その後、高校生になった娘はたびたび、そのお墓へ行っていたようだった。授業を抜け出して行ったこともあったと、最近、聞いた( ・∇・) お話ししてたのかな?
辛い時代を生き抜いてこられたご先祖様
いろんな想いをされてこの世をさられた方々
不成仏霊、地縛霊
霊魂について、詳しくはわからないけど
血縁関係がなくても
先人、いらっしゃっての、私たち。
幽界冥界が縮小している現在
がんばって生きてきた霊的存在が
成仏できますように
報われますように
誰も悪くない
今、生かして下さりありがとうございます。
いつも、お見守り下さりありがとうございます。
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