死ぬな(詩、ポエム)

死ぬな、なんて簡単に言うなよ

こっちだってそれなりに生きてんだよ

死ぬ勇気もないくせに死にたいなんて言いながら、とりあえずで命をしのいでんだよ

そんなこともわからないくせに、死ぬな、なんて無責任な言葉、投げ捨てるんじゃねぇよ

死んだら、お前の何かが変わるのか?

死ななきゃ、お前の何かが変わるのか?

変わりゃしねぇよ、何も

お前自身が救われるか救われないか、それだろ、それだけだろ?

自分の目の前でそういう事象を見たくないだけ、ただそれだけだろ?

そんなくそみたいなお前のために、何でこっちが死にたいと思う気持ちを止めなければいけないか、理解できない

偽善なんだよ、それは

言うだけなんて誰にだってできるんだよ

その後のことを何も考えてないくせに、軽々しく言ってくんなよ

じゃあ提案しようか?

死ぬのはやめてやるから、俺の側で、ずっと止め続けろよ

どんなに疲弊しようと、どんなに嫌になろうと、どんなに殺したくなろうと、ずっと死ぬなって、言い続けてみろよ

そしたら少しは考えてやるよ、本当に心配してくれてるのかなって

そんな覚悟もないなら、何も言うな

触らぬ神に祟りなし、知らぬが仏って言うだろ

構うなよ、俺なんかに

別にいいじゃん、死にたいって思ったって

死にたいって言ったって

だってそれくらい辛いんだもん

別に死にゃしないよ、きっと

死ぬ勇気があったら、とっくに死んでるよ

じゃあいうなって?

じゃあ逆に見るなよ、うっとうしい

別にそう思う奴に見てほしいとは思ってないから、とっとと見捨てろよ

俺は言うよ、だって死にたいと思うくらい、生きているのが辛いし、苦しいから

どっちかにしろよ、見るならさ、覚悟を持つか、持たないか

持たないなら、あぁ、今日もやってんなって、スルーしてくれよ

持つなら、早く、俺を助けてくれよ、まだ生きているうちに

もう、いつ死んだっていいんだよ、俺は

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