足と水の駆け引き
ある行事のお手伝いで、サンダルが泥だらけになった。汚れるのは百も承知。ネチョネチョ感が懐かしいくらいだ(なぜ懐かしいかは、またこんど)。
その汚れを、外で洗い流した。
きっもちー!
人がいるから表情には出さないけれど、内心は叫んでいた。暑い中、足だけ水まみれ。至福以外の何者でもない。
でもね。
脳内では、ある戦いがはじまっていたのだ。
流れる足の甲の水を、足の裏側までいかにつたえていくか。
もちろん、ふくらはぎの汚れも忘れちゃいけない。
注意深く流しながらも、後ろで待っている人がいるから、すばやさも問われる。瞬発力・判断力などのスキルも必要だ。
服が濡れないように、やり切るのが条件。
あえてシャワーの位置を変えずに足の動きだけで汚れを落としきった時の爽快感がたまらない。
石鹸を使う使わないの話ではない。
簡単にいうと、足と水との駆け引きなのだ。
すべてうまく流すことができると、いいことがありそうな気がする。
私だけだろうか。
それまでAロードを歩いてきたが、カーモンベイビーBロード!
と声をかけられたら、ほいっと踊りながらBロードに行けそうな気がしてくるのだ。
実際はタオルの上で足をスリスリするだけなんだけどね。
まあ要するに、今日は久々に外で足を洗うなほど泥だらけになったけれど楽しい一日でしたって話。おしまい!
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