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物語Vol.7 まさかの展開

この物語の本当のはじまりはこちら↑から。

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 ホロスコープと出会い、自分の強みや持ち味を知ることの面白さもさることながら、わたしたちは日々宇宙の天体から様々な影響を受けていることを学んだ。そして地球上のどこで暮らすかによって星から受ける影響が大きく変わることを知った。

 わたしにとって快適に暮らせる場所はどこだろう?調べてみたら、それはかつてワーキングホリデーで一年間過ごし、毎日が楽しくて楽しくて仕方なかったオーストラリアだった。そして今住んでいるところも生まれ育った故郷も、私生活に大きな波乱が起きやすい場所であることがわかった。

 これ以上日本で暮らしていても夢も希望もなさそうだし、いっそオーストラリアに移住してしまおう。向こうで何をするとかまったくノープランだけど、とにかく移住してしまいさえすれば流れは好転するだろうから。

 そう思い、家族にもその旨を知らせて2019年11月末にオーストラリアに旅立つべく準備を進め始めた。そんな中、近くに住む高校時代の親友に日本を離れる前にあいさつしに行った。そこでまさかのオファー。今度新規事業を始めるから手伝ってくれないか?とのこと。一瞬ためらったけれど、ノープランでオーストラリアに行くよりも現実的で安全だし、前々からその親友の旦那さんであるお医者さんの元で何らかの形で雇ってもらえないかと思っていた。これはたぶん、運命だ。

 かくしてオーストラリアに行くのではなく、親友夫妻の元で働くことにしたわたし。当時住んでいた場所から約1時間半の彼女らの街に移り住み、もともとメインにしていた食と健康に関わる仕事に就いた。でも紆余曲折あって、その半年後に約6年ぶりに故郷に帰ることに。6年前には「もう2度と戻ってくるまい」と思っていたのに・・・。自分にとってはオーストラリアに移住しようとする以上にまさかの展開だった。

 そして帰郷し、丸一ヶ月しっかりと心身を休めてまた勤め仕事に出るようになったものの、そちらも3ヶ月で退職。「ああ、もう本当に自分の本心に添わない仕事や生き方はできないんだ。」とつくづく痛感。とはいえ遊んで暮らせる余裕などどこにもなくて。

 さて、これからどうしたものか?そんな時、わたしの方向性を決定づけたのはとある人の一言と紹介だった。


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