続々、札幌でサッポロ一番を食べる! ~僕とサッポロ一番のハネムーン
三度目の札幌だった。九月のシルバーウィーク。白髪の一本も生えていない僕はサッポロ一番を胸に抱いて札幌に降り立った。もう君を離さない。僕らの絆はこの札幌の地でダイヤモンドよりも固く結ばれたのだ。僕は胸に抱いたサッポロ一番に語りかける。
「三度目の札幌だよ。もう君を離さないよ」
僕はこの言葉通り今回こそサッポロ一番のみそ味を見失わず食べ尽くすとサンヨー食品の本社のどこかに鎮座している神に向かって誓った。もうサッポロ一番を札幌の街に連れ出してススキノの風俗男に攫われるなんてしな