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コント集

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オチのない世界で僕らは一体何を語ればいいのだろう。
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2022年12月の記事一覧

演歌デュオソロ活動する

 人気演歌デュオ勝男と珊瑚はデュオとして一旦活動を休止してしばらくはソロ活動することにし…

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承認要求のモンスター

 誰よりも上だって見られたくていつも見栄張ってた。  完全に承認要求のモンスターだった。…

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クリスマスにうどんを一杯

 クリスマスなんか大嫌いだ。大体外国の行事を日本でやるのはおかしい。バレンタインもハロー…

18

ジョージ・キューザック氏

「人と人とが理解し合えるなんて幻想さ」とはキューザック氏がいつも言ってる事だ。彼はこうい…

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つまらない歴史漫画の現代オチを予想以上に面白くしてみました。

 歴史漫画、まぁドラマでもそうですが、個人的に一番つまらないと思っているのが、ラストが現…

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交響曲第二番「フォルテシモ」

第一楽章  私は度々未来のクラシック界を背負って立つであろうカリスマ指揮者大振拓人を記事…

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最期の小説

 その昔田中文麿なる小説家がいた。とはいっても彼は別にプロの小説家だったわけではない。ただ勝手に小説家と自称していただけだ。彼は勿論しプロの小説家を目指してあらゆる文学賞に応募しまくっていた。しかしことごとく文学賞に落ちた。何故彼の小説が落ちたかというとはっきり言って彼の小説は小説の体をなしていなかったからである。だがそれでも彼は小説家になりたい思いは強く、定年を過ぎて会社を退職してからも新人賞に応募しまくった。だがさっぱりダメだった。いくら小説を書こうが最終選考にさえ上がる

大袈裟夫婦

 妻が家で突然の腹痛に倒れた聞いた夫は仕事をPCごと窓から飛び出して病院へと駆けつけた。そ…

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榊原係長が何故モテるのか確かめてみた。

 入社してこの第三営業部で働き始めてからもう半年経った。私はこここでいろんなものを学んだ…

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AIラブストーリー

 あの日あの時君に会わなかったらなんて昔の歌謡曲を口ずさみながら本庄学は帰宅中にスマホで…

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後一時間を切った今

 あらためて思う。一日って長くもあったり短くもあったりするんだなって。私はそれを感じてか…

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カリスマ指揮者、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』を振る!

第一幕:愛の媚薬  三度でも四度でも言うが、大振拓人は日本の若手最高の指揮者であり、将来…

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フィット・タクティング ~カリスマ指揮者、ゲームに出る!

 我らが大振拓人の人気はもはやクラシック界にとどまらず一般層にまで広がっていた。そんな彼…

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