詩人になったジム・モリソン
60年代の伝説的ロックバンドドアーズが解散して二十年以上経った。ボーカルでありカリスマと崇められたジム・モリソンがパリのホテルでオーバードーズで死にかけて奇跡的に助かった時、ロックバンドのドアーズは死んだ。運ばれた先の病院で目覚めたジム・モリソンはロスにいるマネージャーに電話をかけてこう告げたのだ。
「俺はドアーズをやめて詩人になる。もうガキ相手のお遊びにはうんざりした。ドアーズ続けたいんだったらお前らで勝手にやってくれ。メンバーにもよろしく。あばよ」
こうしてジム・