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オススメできないファースティング!

過食してしまって、指の関節まで腫れてしまったことをこの前のブログで書きました。

ここまで悪くなって、「やっとこれではダメだ!治さなきゃ!」と思ったものの、薬を飲むよりも自然治療で良くしたかったので、何が良いかいろいろ調べていました。

自然療法と言えば、スリランカ・インド発祥の5000年の歴史を持つ伝統医療のアーユルベーダですよね。

今まで、「人はたった3つのタイプ(ドーシャ)に分けられる」っているあまりにもシンプルな概念が好きになれず、アーユルベーダについては、舌の苔とりや、オイルマッサージなどなど色々ありますが、自分の生活に取り入れたことはありませんでした。

でも食べ過ぎについて書いてある『消化能力を下げ、「アーマ」と呼ばれる毒を身体の中に溜めてしまう。』というアーユルベーダのホリスティックな表現が、「食物アレルギーの検査をみましょう」とか「ヒスタミンの薬を飲みましょう」などの西洋医学の情報とはちょっと違ってやってみようかなっと思わせてくれました。

アーユルベーダでは、排毒して身体をリセットするために1番良いと言われているので、「ファースティング」をやってみようと思いました。

人が1度の食事を消化するのには、12時間もかかるって知っていましたか?いつも3食しっかり食べているという人は、5−6時間に1度は食事をすることになり、12時間経つ前に、次の食事をしています。そうすると、消化しきれなかった食べ物が身体の中で毒になって残ってしまっているんです。

だから、そんな風に残ってしまっていた毒を身体の外に出して、細胞を新しくする時間を与えようというのがファースティングの理論です。昔から世界中で人々は、宗教的な理由などでファースティングをしてきました。

原始時代は、食べ物がいつもあったわけではなく、収穫がなかった時は自然に空腹の時間もあったはずです。でも、現在は飽食の時代で、食べ物に溢れていて、私みたいに食べ過ぎをしてしまうことの方が問題になってしまうんですね(涙)。

「インターミッテントファースティング」のようなゆるい12−14時間ぐらい胃腸を空にする時間をつくるゆるいファースティングが今流行っています。私も普段も朝食を抜いていることが多いので結構やっています。

それをしていても過食になってしまっているので、今回はもっとハードコアで3日ぐらいお水だけの「断食」に挑戦してみようと思いました!しかし、これは素人がしたファースティングだったので、絶対に絶対にオススメしないので、決して良い子はマネをしないでください!

1日目はちょっと空腹感があったものの、お水だけを飲んで何とか乗り切りました。夜はちょっと頭が痛くなってだるかったので早く寝ました。

でも、2日目が地獄でした。朝起きたらめまいと頭痛に見舞われて立つこともできなく、真っ白な顔で何もできないまま半日ベッドに横たわることになりました。夫にも「医者にも専門家にも聞かずに自分で勝手にそんなことをして!健康だったのに、自分で病気を作った!」とものすごく心配をかけて怒られました!!!

詳しく調べてみると、普通ファースティングの前に準備食として、食事の量を少なめにして、少ない栄養量に身体を馴らせておくんですね。

ファースティング中もお水だけだと、ミネラルやアミノ酸が急激に足りなくなって、頭痛やめまいなどが起きやすいから、酵素ドリンク、ココナッツウォーター、具なしお味噌汁を飲み続けることを勧めていました。

そこで、ちょっと遅くなったものの、アサイスムージーや青汁などを飲んだり、フルーツをスムージーにしたり、お水を塩と一緒に飲んだり、具のないお味噌汁やおかゆを作ってもらって飲んだり食べたりしました。

急に色んなものを入れたので、私の胃はショックを受けたのか、全てを吐いてしまいました。でも、その後は徐々にすっきりしてきて、頭痛も回復して、お風呂に入ったり、ゆるーい隠ヨガをしたりもできました。2日目も早く寝ました。

3日目は、朝から元気でエネルギーもあったので、犬の散歩もできました。ココナッツウォーターや具なしお味噌汁を1日中いっぱい飲んで、心地よく過ごしました。固形物を食べていないのに、宿便と呼ばれる腸にくっついていた便が出て、「これで身体の毒が出た!」と嬉しくなりました!

4日目は、さすがに午前中からお腹がすきはじめて、ずーっと何から食べはじめようかばかり考えていました。お昼に回復食としておかゆや野菜たっぷりの味噌汁に柔らかく煮た野菜などを食べ始めました。

それでも、まだまだ空腹感があったので、本当は、少食からスタートするべきなんですが、ご飯に塩シャケ、チャーハン、焼きビーフンなど冷蔵庫に残っていた残り物をいっぱい平らげました。それで、やっと落ち着きました。

他の人が、豆腐半丁でお腹いっぱいだとか、胃が小さくなってそんなに食べられなくなったとか、咀嚼に慣れていないとか、シンプルなものしか食べれないとか言っていたのとは、全然違う結果でした(汗)。身体も今のところは軽いし、指や顔の腫れはひいてきました。なので、まあまあ成功かなっと思います!

普段のような仕事のスケジュールではないコロナの今、過食からファースティングまでの経験(人体実験?)することができ、学びの多い日々です(涙)。

一人一人身体は違うので、自分にあったやり方を探すって大切だとつくづく感じました!

他の人に喜びを与えるアナタは、きっともっともっと与えられるはずだわん💕