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北海道慰安旅行 中編

 前編では、札幌に行った時の話をしたけど、今回は一番書きたかった、登別温泉の話をしたいと思う。


・いざ登別温泉へ


 前回も語ったが、そもそも登別温泉に行ったきっかけはドリフの「いい湯だな」にある、「ここは上州登別の湯」が印象に残ってたから。

 札幌~登別温泉迄は実は結構距離があって、昼前に札幌を出てから電車で移動して着いたのはまさかのSuicaの使えない人のほぼいない駅だった!

 北海道に行く決心をし、予約をする時、一人で泊まれる宿なんて殆どなかったので、15件くらい電話してようやくひとつの温泉に宿泊することが出来たのを覚えてる。

 理由はハッキリとは言わなかったが、どうやら自殺でもすると思われたのか?基本的には2人以上でないと泊めれないと言われた。

 同じような対応を15件程されてめちゃくちゃ警戒されて断られたのだけはハッキリと覚えてる。

 そんなこんなで登別温泉の温泉街に到着して一つの宿に(当時の写真をマジで撮ってないので宿の名前とか正確なものを何も覚えてない。正確にはデジカメに撮ってた気はするけど、カメラを失くしたから記録が残ってないのはご勘弁を。)到着して、その日は宿でご飯を食べてその宿にある大浴場にゆっくり浸かって、体力を回復させた。

 行ったのが確か1月の中旬頃だったこともあり、殆ど人はいなかったからほぼ貸し切り状態でゆっくり堪能出来た!

・3泊4日の一人温泉旅

 宿についてからの生活は、人生で初めて本当に寝て起きて風呂に入ってご飯食べて、ゆっくりゴロゴロして、また寝て起きて、風呂に入ってというような、ダメ人間のような生活を送り、心も体も真の意味でゆっくり出来てかなり肉体的にも、精神的にも回復出来たのをハッキリと覚えてる。
 当然、温泉に浸かりながら一人であの名曲は歌ったけどね(笑)

宿での朝ごはんは、浴衣を着ながら朝食バイキングを食べて、そのまま宿の大浴場に行きゆっくり浸かって部屋に戻って昼寝をして、夕方ごろにまた大浴場に浸かり、戻って夕食を食べてまた大浴場で温泉に浸かる。そんな夢のような自堕落な生活を3日間送れた(笑)

 人生にはこういう本当に何もしないというような時間は必要だと個人的には思ってる。
 
 これまでずっと制作という仕事で常に精神的にも休まらない日々が続いてきた。
そのせいもあって自分は、慢性的な寝不足に陥り今でも睡眠障害に悩まされてたりする!

 よく寝初めて1分もしないうちに寝るのは気絶だという話を聞くけど、まさに自分は今でもずっとそういう状態。
慢性的な寝不足から寝始めるとのび太君ばりに早く寝てる。いや、気絶してる。

 制作という過酷な現場から離れたことでようやく最近になって人間らしい生活を送れるようにはなってきた(笑)

 話を当時の北海道慰安旅行に戻すとそんなこんなであっという間の3泊4日の一人慰安旅行は終わり帰宅の日。まさかの事態が待ち受けてるとはまだ自分は知るよしもない。

・次回予告

 いよいよ慰安旅行の旅もラスト。
東京に戻る時に道中にて、まさかの事態が待ち受ける。
果たして、無事に家にたどり着くことは出きるのか?
次回、

「北海道慰安旅行 後編」

お楽しみに(笑)




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