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独立系ポスター貼りボランティアは幻想だったのか

今回の東京都知事選挙において「ポスターを候補者が合同で貼る」という計画を色々考えてみたのですが、どうも反応が鈍くて私は正直面食らっています。
やはり常識的に自分の応援する候補のポスターは進んで貼るが、そうでない候補のポスターまで貼る義理なんぞないというのが普通なのかもしれませんね。

なぜ私がこのように思い立ったのかというのは2022年の参議院選挙の際にNHKから国民を守る党のポスター貼りに参加してからでした。
あの時に各所の掲示板を回りましたが、ある候補は告示日当日にほとんどの掲示板に貼れているのに対しある候補は何日経っても貼られていないという格差がかなりあるということに気づいたからです。
そういう格差をなくしたいとの思いから今回の計画を思いついたのですが、意外と世間は冷たいようで、「貼れないやつの自己責任」
と言わんばかりの反応の薄さでした。

特に私が支持していた日本保守党などは都知事選挙には候補者を出さないと既に方針が示されています。
それならば今回は後の選挙戦に向けて党内でポスターボランティアを組織化し、その実践として「今回は他の候補のポスターを代行して貼る」という行為を宣伝すればそれなりに 今回の選挙において日本保守党の存在感も示せると思ったのですが、その提案も拒絶されました。
これについては先方がそういう意志である以上もうこれ以上の提案はいたしません。

田母神候補と参政党の関係性

今回の東京都知事選挙で田母神俊雄氏が立候補を表明されました。
無所属での立候補ということですが、同時に 田母神氏は参政党の顧問であるという話も聞きました。この辺りの関係性がよくわかりませんが、やはりそうである以上、田母神氏の選挙戦については参政党が応援するのではないかと思われます。

参政党は2022年の参議院選挙で政治団体から 国政政党になった政党です。 私も2022年の参議院選挙の際にNHKから国民を守る党のポスター貼りで掲示板を回ったのですが、行く先々で参政党候補のポスターがすでに貼られていたことがとても印象的でした。
当時はまだ政治団体だったのに告示日当日にはほぼ全て貼られていたと思いますので、すごい組織力だなととても感心したものです。このような組織力で田母神俊雄氏のポスターを参政党が貼れるのでしたら、田母神氏も有力候補の一角として認識されるかもしれません。

「参政党が貼ってあげます」は嫌味になるのか

前段のように、もし参政党が今回の都知事選挙でポスター貼りをされるのでしたら、ついでと言っては申し訳ないのですが「他の候補者のポスターも貼ります」という事を宣伝してみたらいかがでしょうか。
さすがに国政政党同士はライバルに関係になるし、おそらくそんなものに手をあげる国政 政党はないと思うので、政治団体か個人の立候補者限定でアナウンスをすることは党にとってもメリットはあるのではないでしょうか。
どうせ一人の候補者のポスターを貼って回るのだからそれが何人か増えたところで大した 負担にはなりません。
そのような"ついで"で出来ることが大きな宣伝材料になるのならこれをやらない手はないと思います。

ただ懸念されるとしたら、そういう行為が「他人をバカにしている。嫌味だ。 尊大だ。調子に乗っている」などとネガティブに捉えられる可能性はゼロではありません。
また応じる立候補者としても負い目が出てしまうというか、プライドの問題からなかなか 申し出られないということもあるかもしれません。
実際にやるとしたら参政党の執行部がお決めになることですから、一応このようなアイデアをがあるということだけでも知っていただけたら大変ありがたいです。
個人的には参政党には集英社が蹴った進撃の巨人をゲットした講談社のようになってほしいと思います。(自意識過剰)

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