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ガールズバンドクライまとめ

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冬の馬・六月の春によって書かれたガールズバンドクライについての感想をまとめていく予定です。よろしければ。
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記事一覧

ガールズバンドクライ考察 ルパが「喧嘩」の中で求めているもの

「喧嘩上等」なルパ トゲナシトゲアリのベースを担うルパは、他の誰かが「喧嘩」しているの…

ガルクラ第12話 仁菜の「知らない」がゆえの強さと危うさ

 第12話では、これまで描かれてこなかった仁菜のある側面が、それとなく描写されている。…

ガルクラ第8話 言葉はどんなふうに「生きる」のか まちがっていないまちがいについ…

 「言葉は生き物である」という言葉がある。このページは、ガールズバンドクライという作品を…

ガルクラ「空白とカタルシス」MV感想 二次元とCGの使い分けに注目して

   この感想は以前書かれたものを下敷きにして、「空白とカタルシス」のMVについてどんなこ…

安和すばるはどんなふうに「嘘つき」なのか? ガルクラ第4,6,11話

はじめに  ガールズバンドクライのキャラクターたちは、それぞれに特有の鬱屈を抱えているけ…

感情移入の2つのタイプ ガールズバンドクライ第8話を例にとって

 仁菜は「空の箱」が背中を押してくれたと言う。けれど、それはいったいどういうことを意味し…

ガルクラ第10話 すれ違うことはきっと「まちがっていない」 

 正直に言って、この感想を書いていくにあたって、感じたことをうまく言葉にのせられる自信がない。言い足りないところ、まちがっていると思えるところも多々あると思う。  勝手を言うけれど、できればそういう部分を、読んでくれる皆さんのなかで補い、あるいは訂正していってくれると嬉しい。ここに書かれるのは、親がどう見えるのか、無数にあるだろうその見え方のうちの、ささやかなひとつだと思ってほしい。 なぜ親と子はすれ違うのか といって、ガルクラ第10話の話ではある。そこから何を語れるか

ガルクラ第3話 「ループマシン」が意味するもの、あるいはむしろ意味しないものにつ…

 「ループマシン」について愚痴りたい。つまり、ガルクラ第3話には、これでもかと「ループ」…

ガルクラ第7,8話 桃香と仁菜、二次元とCG

CGのなかの二次元 CGアニメーションであるガルクラでは、「二次元」であることは、演出の一…

ガルクラMV感想 仁菜と桃香について

はじめ 仁菜と桃香の関係の変化と呼応するように、1~7話まででMVでの二人の振る舞いが変化…

偶然と運命 ガルクラ第1話冒頭考察

 ガールズバンドクライは今のところ自分にとって、見るたびに新しい発見がある作品となってい…

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