きっかけと現状

 大きな病院の血液内科へ行ってみたきっかけは、数年続けて、職場の健康診断の際に血小板が多いと言われ続けていたこと。
 さらに、献血の際も、血小板が多いことが指摘されていた。

 いずれも急を要することではなく経過観察でよいとされていたが、なんとなく気になって勤務先の医務室に紹介状を書いてもらい、大きな病院で検査を受けた。

 大きな病院で検査を受けるうち、遺伝子の検査や骨髄の検査をすることとなった。このうち骨髄検査は結果待ち。遺伝子検査では、JAK2という遺伝子に変異があることがわかり、造血機能に異常がある(現在は、必要が無い場面でも血小板を多く作り続けている)ということが判明した。病名は、本態性血小板血症、というもの。

 現状、自覚症状まったくなし。もっと大きな問題が発生して自覚症状が現れる前に治療を開始できたのはラッキーなんだろう(けれど、なんせ、自覚症状が無いので、不思議な気持ちがしている。狐につままれたようとはこのこと)。

 さしあたりは、血液をさらさらにする作用があるクロピドグレルという薬を服用中。血小板が多いと血栓ができやすいため、これを予防するため。血小板の数値が一定の値を超えると(近い将来超えるかもしれない)、血小板の数値を抑えるための抗がん剤治療が始まる、かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?