おすすめ英単語学習法~効率派 vs. 地道にコツコツ派
こんにちは。英語学習Webライター・兼・英語学習研究者のなっつるんです。
今回は、「効率派」の人向けと、「地道にコツコツ派」の人向け、それぞれの英単語学習法を紹介します。
効率派の人向け!英単語学習法
ちなみに私はめっちゃ「効率派」です。そもそも口ぐせは「やだ。めんどくさい」というタイプ。
効率派の人におすすめなのは、「コアイメージ」と「語源」の利用です。
単語を覚える時はコアイメージを利用すべし
英語学習でよく聞きますよね。「コアイメージ」。
その名の通り、「単語の核となるイメージ」のことです。
「on」という単語を例にとると、「~の上に」という意味を覚えるのではなく、「くっついている」というイメージをつかむことです。
「~の上に」では「There is a picuture on the wall.(壁に絵がかかっている)」の説明がつかず、「このパターンは別扱いね」と学校でいわれますよね。
そうすると、「The light on the ceiling(天井にライトがぶら下がっている)」の説明もつかず、「例外」が増えていってしまう。
ネイティブと同じく、「on」=「くっついている」「接触している」と把握するのが、コアイメージの考え方です。
語源を利用する!?英単語は「部品」で覚えるべし
これは、前に書いた内容 ↓ と重複するのですが……
例えば、「predict(予言する)」という単語は、「pre-(前)」という部品と、「dict(言う)」という部品に分けることができます。
この部品ごとの意味を覚えておくと、↓ のような単語に使いまわせるわけです。
「preview(事前に見る)」「prevent(未然に防ぐ)」
「dictation(口述筆記)」「contradict(反対のことを言う=矛盾する)」
めんどくさがりの私的には、覚えるべき内容が減って、めっちゃ便利だと思うんですけどね。
でも、こういう方法が合わない人も多いんですよね。
地道にコツコツ頑張る人向け!百式英単語
効率派の人向けの方法、特に語源を利用する英単語学習法に、アレルギーを起こす方も多いようですね。
かといって、暗記作業が好きな人も珍しいと思います。
英単語って、何度暗記しても忘れてしまいますよね。暗記作業をストレスに感じる方も多いのではないかと。
英単語を覚えるのに必要なのは、「反復」です。
何度も何度もその単語に触れるうちに、脳が「この情報、重要っぽいな」と判断し、長期記憶へと落とし込んでくれます。
そして、私的におすすめしたい「反復作業」が、「百式英単語」というメソッドです。
百式英単語については、↓ の記事で紹介しました。
百式英単語のメソッドでは、「覚える」と決めた単語を100個選んで、毎日20分、7日間復唱します。
「覚えよう」と力まずに、ただ機械的に口にするだけなので、暗記作業のストレスがありません。
7日経つと、まるで「九九」のように、単語の意味が自動的に口から飛び出す……というメソッドです。
コアイメージとか、語源とかは、どちらかというと言語学習が好きな人向けの単語学習法ですよね。
言語学習があまり好きではないけれど、英語を身につけたい、英語を身につける必要があるという方には「百式英単語」のメソッドが合っているんじゃないかな~……
……と想像してみるのですが、コツコツ派の皆さん、いかがでしょうか。