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ノーツレーダーからみるアリーナ戦略研究【Beatmania IIDX】

 Lv12で未クリア曲が50曲切っても皆伝取れません、T2-Kです。6月2日(水)からARENAオンラインバトルが開催されるということで、最近弐寺のモチベーションがさらに上がっております。
 今回はアリーナモードで対戦相手を倒すための選曲をするといいのかについて考えていきます。以前も私はアリーナモードで選曲する時のポイントについて記事にしていますので、併せて読んでいただけると幸いです。

<本記事は他の記事よりもかなり私見が多くなっております。あくまで参考レベルであることを承知の上で読んでいただけると助かります。
なお、記事については定期的に修正を加えていきますので、よろしくお願いいたします。>

beatmania IIDX 29 CastHour ARENAモード

BEMANI Wiki 2nd beatmania IIDX 29 CastHour/ARENAモード

http://bemaniwiki.com/index.php?beatmania%20IIDX%2029%20CastHour/ARENA%A5%E2%A1%BC%A5%C9

(私の過去記事)
Beatmania IIDX ARENA MODE 中級者(Bクラス)向け攻略話

ノーツレーダーって?

 Beatmania IIDX 27 HEROIC VERSEから追加された、「譜面データを解析して譜面傾向を可視化するシステム」です。それぞれの譜面傾向については以下のように定義されています。

NOTES:楽曲の長さに対する総ノーツ数の多さ
PEAK:ノーツ数の瞬間密度
SCRATCH:楽曲の長さに対するスクラッチの多さ
CHARGE:チャージノーツやバックスピンスクラッチの難しさ
CHORD:同時押しの難しさ
SOF-LAN:BPM変化に対するノーツの難しさ
https://p.eagate.573.jp/game/2dx/27/howto/new/notes.html

例えば「Verflucht」はNOTES、「DIAVOLO」はPEAK、「mosaic」はCHORD、「灼熱 Beach Side Bunny」はSCRATCH、「DAY DREAM」はSOF-LAN、「ECHIDNA」はCHARGEの傾向が高いといったように、各楽曲に対して値が振られています。
 また、「プレーヤーノーツレーダー」というものもあり、「プレーした楽曲のノーツレーダーと、そのプレー結果に応じて自分のノーツレーダーが成長」していくことから、各プレーヤーの得意・苦手譜面が可視化できるシステムとなっていると言えます。
 以上、長くなりましたがノーツレーダーの説明でした。

ノーツレーダーから見るアリーナ戦略

 ここからはプレーヤーノーツレーダーに注目し、レーダーの傾向を大きく二つに分けて戦略を考えていきます。

バランス型

 アリーナクラス上位(A3以上)のプレーヤーや、皆伝取得者に多い傾向です。これらのプレーヤーは幅広く様々な傾向の譜面をプレーしていることから、一見すると隙の無いオールラウンダーに見えます。ただ、バランス型の中にもいくつか傾向は存在するため、分析をしていきます。

ピンク・黄色(NOTES・PEAK高め)

 バランス型の中でも上位プレーヤーにはあまり見られない傾向になります。というのも、NOTES、PEAKを伸ばすためには必然的にVerflucht(L)、GuNGNiR(L)といった超高難易度譜面で高いスコアを出さなければならず、それらの譜面で高スコアを出せるならば、CHORDに特化した譜面でも高スコアを出せることが多いため、後述するようにグラフが緑になることが多いです。しかし高い地力を有していないと押せない譜面を中心にプレーしているならば、どんな譜面でも一定以上の水準のスコアを出せるはずです。
 つまり、これらのプレーヤーに刺さる=対策が間に合ってないと考えられる譜面属性は同時押しが多い譜面(mosaic, Rave it!! Rave it!!など)になります。また、一度崩れると立て直しが厳しい精度が問われる曲(fly above, chrono diver -fragment-など)についても苦手意識を持っている人が多いと思います。

紫(CHARGE高め)

 このタイプのプレーヤーはチャージノートやバックスピンスクラッチの多いテクニカルな譜面に強いのですが、それらの譜面はノーツ数が少なめの曲が多いことから低難易度や精度曲についても高いスコアを叩き出せる事が多いです。
 ただ、このタイプのプレーヤーについてもグラフが赤・黄色のプレーヤーと同様、同時押し譜面に苦手意識を持っている人が多いと考えられます。それに加えて、地力譜面(Brokenなどの16分が続く譜面)についてもあまり得意としていない人が多い傾向にあります(私がそうです)。

緑(CHORD高め)

 上記で述べてきたように、このタイプのプレーヤーは真のオールラウンダーと言えるタイプの人が多いため、ノーツレーダーからは弱点を探しにくいことが多いです。このタイプのプレーヤーについては相手の弱点を刺すのではなく自分の武器曲をぶつけるようにしましょう。もちろん、グラフの値をよく見て弱点を探る必要はありますが。

特化型

 このタイプのプレーヤーは特にソフラン、スクラッチのいずれかあるいは両方に強みを持っていることが多いため、個人差譜面に強く、自分の武器を磨き上げて刺しに行く人が多いです。

青・赤(SOF-LAN・SCRATCH高め)

 一般的にバランスよくノーツレーダーを上げていくのであればまともに伸ばすことが困難な項目になるため、バランス型でグラフの色が青、赤の人はまずいないと言えます
 上記で述べた通り個人差譜面に強い上に、ソフラン、スクラッチ曲は精度を保つことが困難なことから、癖のある曲に対しても強みを持っていることが多いです。反面、高密度の乱打系や地力系の譜面に関してはからっきしという人が多いと思います。

鍵盤特化(SOF-LAN・SCRATCH低め)

レーダーの中でもSOF-LAN、SCRATCHがやたら低いタイプの人はどのレベル帯にも一定数います。これらのプレーヤーは癖のある譜面が猛烈に得意な人がいれば逆もまたしかりと言えるタイプですね。言うまでもなくソフラン曲、スクラッチ曲をもって刺しにいきましょう

終わりに

 振り返ってみれば、今回の記事で述べていることは当たり前のことを文字に起こしただけではあります。ただ、これを読んでくれた人の中に「だからこの曲やたら投げられるのか!」や「アリーナで選ぶ曲の参考になった」と感じてくれる人が1人でもいたら嬉しいです。
 アリーナモードは実力が近いプレーヤー同士のガチバトルができる貴重な機会になります。この機会に是非、アリーナモードで遊んでみてください。

本当にこの記事で言いたかったこと

 紫のバランス型は地力譜面が苦手だから!!True Blueとか仮想空間の旅人たちとか投げるのやめてくれ!!

がんばります