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家事代行サービスの仕事だけで食べていくには時間がかかる

家事代行サービスをパート、アルバイトだけで生活することは困難です。時給1,500円で1件当たり2時間の作業として、1日3件の作業をこなすのは時間的にも肉体的にも厳しいものです。派遣の事務仕事であれば、時給1,500円として、1日8時間働けば1日12,000円の収入を得ますが、家事代行サービスで1日8時間働くことは困難です。家事代行サービスの仕事には移動時間が多く、移動時間は収入になりません。他のパート、アルバイトに比べて時給が高いし、家事のスキルも身につくし、生かせるという理由で家事代行サービスの仕事を始める方も多いようですが、収入という点では全然収入にならないのに肉体的に大変というのが、現状ではないでしょうか。収入が高いと見せかけて、求人するものの、実際は収入が得られないというギャップが、定着率を低くしている一因になっているように思います。

家事代行サービスの仕事を個人で始めるのであれば、年収500万円を目指すことをおススメしていますが、月に41.6万円、20日稼働で1日に約2万円、1日2件として1件あたり約1万円、1件3時間としてお客様から頂戴する利用代金は1時間当たり3,333円ということになります。家事代行サービスの収入だけで食べていくには、最低10名のお客様が必要です。

家事代行サービスで独立した場合の年収(収入)

家事代行サービスでのお客様の獲得方法は、お客様から紹介をしていただくのが王道ですが、経験上、お客様から紹介が出てくるのは半年以上経ってからが多いように思います。どのお客様から紹介が、どのタイミングで出てくるかはわかりません。独立しても、家事代行サービスだけで最初から食べていくことはできません。他に仕事を持ちながら、徐々に自分の仕事の割合を増やしていく必要があります。少なくとも1年位は掛け持ちで仕事をする覚悟が必要です。

家事代行サービスで独立して、家事代行サービスだけで食べていくには時間はかかるものの、この仕事を一生の仕事にしたいとお考えなのであれば、お客様が一人であっても、独立してもよいのではないかと思います。すべての事業は一人のお客様から始まります。
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