たまげたぞ!「星獣戦隊ギンガマン」第一話感想
1998年放送の「星獣戦隊ギンガマン」の第一話を見た。なんでもっと早く見なかったんだろう、と後悔するほど、素晴らしい第一話だった。その素晴らしいポイントを4つ紹介したいと思う。
①設定がオモシロい!
この作品はゴリゴリのファンタジーだ。メンバーには炎、風、水、雷、花の属性があり(これらは「アース」という力によってもたらされる)、「星獣」という地球を守る動物たちが存在している。どんぐり妖精みたいなボックがいるし、全てにおいてファンタジーだ。中途半端ではない、完全なファンタジー世界の完成度が高すぎる!それは宛らRPGのようで、ゲームのような景色が見えた。
②構成がウマい!
第一話からの登場人物として、何かと現実主義な子供・青山勇太が存在しているが、視聴者と勇太の目線を同じにすることで、物語への没入感が増すようになっている。さらに、敢えて情報は必要最低限のもの(ギンガマンとバルバンの大まかな概要のみ)に絞り、その上で怒涛の展開を連続して見せているので、続きを見たくなる仕組みになっていて、計算され尽くしている構成に驚きと感動が溢れ出した。
③アクションがスゴい!
変身後のアクションが、まるで動物に憑依されたかのような、独自の豪快アクションで、スッキリする!属性やそれぞれの星獣の特徴がしっかり出ていて、世界観がより伝わってくる。
④キャラクターがイイ!
結界超えて、子供に出会って、みんなが戦っていると思ったら、兄が死んで(死んでないけど)、ギンガマンになって…と、散々な目に遭っているギンガレッド・リョウマだが、そんな状況でも弱音を吐かず、オドオドせずに、怒りを力に変えて勇敢にバルバンに立ち向かっている。このようなキャラクターは、平成(2000年代、2010年代)・令和の戦隊センターではほとんど見られない。また、そのほかのメンバーも個性があり、彼らの性格は見ていて楽しくなるし、加えて正義感(ギンガマンとしての責任感?)も強いので、モヤモヤせずに見ることができる。
(最近のキャラって捻りすぎだと思うんだよなぁ…)
まとめ
とにかくスケールがデカくて、「これがファンタジーだッッ!」と大胆に見せてくるすっごい作品。時間があれば、たくさん見ていきたいと思う。
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