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「きっかけ」は小さくていい

今日は、愛知県のとある高校さんが企画しているイベントに参加してきました。
一般社団法人ハッシャダイソーシャル三浦宗一郎さんもこの企画の運営をされています。

これは初めてお会いした時の写真なのでド緊張してます(笑)


私がこの企画と出会ったのは、11月頃でした。

大学のキャリア教育の分野でお世話になっている教授にお誘いいただいたのがきっかけです。そのきっかけがなければ、きっと私は三浦さんにお会いすることもなかったかもしれないし、たくさんの高校生と関わることもできなかったかもしれない。そう思うと、自分のやりたいを言葉にして伝えたり、実際に行動することで広がる世界があることを改めて実感しました。


久遠チョコレート(QUON CHOCOLATE)

本日お邪魔させていただいたのは、愛知県豊田市にある久遠チョコレート(QUON CHOCOLATE)というカフェです。
久遠チョコレートさんは、現在全国に店舗展開をしているので、もしかしたらこの記事を読んでいる皆さんの近くにもお店があるかもしれません。

実は、久遠チョコレートは、夏目浩次さんという方ををリーダーとした障がい者就労の場の創出・工賃アップを主な目的としたプロジェクトの自主ブランドなんです。

今日はお話を伺うだけでなく実際の商品づくりの体験もさせて頂きました。

「フルーツディップ」「測り」「個包装」「ショコラショー」の4つの体験をさせて頂き、それぞれの作業の難しさや楽しさを体験することができました。もちろんですが、作業ごとに注意するポイントが異なります。ここでは、障害のある方一人ひとりの「得意」に合わせてお仕事の担当を決めているそうです。

その人の「得意」を知り、それに合った仕事を提供することは、障害の有無に限らず大切なことだと思いました。

その人に必要とされている職場で働いてほしい。
やりがいを生かすことができる職場にしたい。

この言葉がすごく印象に残っています。

自分の「得意」を自分で発見することができればそれに越したことはないですが、一つの手段として他者に自分の得意を聞くことも挙げられるのではないかと思いました。

「あなたを知りたい」
きっとこれだけでいい

参加していた高校生が「障害のある方と接するときに気を付けていることはありますか?」と質問しました。
その素直な質問に対する回答が、とてもステキでした。

障がいのあるなしに関わらず、まずは一人の人としてありのまま接する。その時、相手の『反応』をよく観察する。どんなことに喜びを感じてくれるのか、会話が続きやすいのか、嫌そうな顔をするのはどんな時か。

あとは、『環境』も見る。聴覚過敏がある方は、私たちが気にならない換気扇の音でも大音量に感じてしまう。そんな時にはノイズキャンセリングの機能があるイヤホンを勧めることで、その人が働きやすい環境を整えることができる。

わざわざ話し方を変える必要はなくて、その人を知りたいと思う心が大切なのだと思います。

私の周りには、素敵な仲間がたくさんいます。
そんな仲間のことをもっともっと知りたいと思いました。

私はきっかけクリエイターになる

この企画を通して私がなりたいと思ったものです。

「いや、それなんやねん」って思いますよね。

私も、今の段階でこの言葉に対する具体性は思いついていません。

やりたいことはなくてもいい。
夢を絶対に持っている必要もない。

でも、もしかしたらやりたいことはすぐそばに落ちているかもしれない。

それを一緒に見つけられるような、きっかけクリエイターになりたい。
と、今はまだふわふわした状態ですがそんなことを考えています。

素敵な出会いに感謝です。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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