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偽善者フェス2 熊谷雅之先生

3日目の今日は、熊谷雅之先生。
公立中学校の現役教員の方です。

会の初めに、めあての確認を。

『めあて:学びの楽しさ・可能性・尊さ・美しさ等を実感する』

こうやって、毎回めあてを確認するの、本当に素敵だと思います。
今回は、「学びの尊さ」を特に感じる1時間となりました。

一緒に考えて欲しい

熊谷先生の最初のメッセージ。
この言葉が、すごく好きです。

ともに一歩。
みんなで歩んでいける世界を創っていきたいと思いました。

1、自己紹介

・社会科(市代表)
・野球部顧問(市代表):今の3年生は去年もコロナの関係でほとんど活動が出来なかった年。せめてこの大会は、と感染対策をしっかりと行なった上で大会を運営。嬉し泣きをする子どもたちの涙はきっと嬉しかったと思います。
・生徒指導→進路指導→学習部長
・3人の子どもさんがいる

1日目のたいち先生・2日目の庄子先生とは違って、自分は無名の庶民かもしれない。でも、無名の庶民の代表でありたい。

富士山は動いてないからかっこいいのではなく、常に戦っている。
だからかっこいい。
表には見えない努力が、その人の魅力につながっている。

著書「教師は学校をあきらめない!」を書いた理由
子どものことを考えた教育をしたい!と教育の世界へ。
実際はうまくいかないことだらけ。
でも、そんな時に支えてくれた先生、保護者の方がいた。

不祥事だけが目立つのが悔しかった。
与えられた条件の中で文句も言わずに頑張っている先生がいることを知って欲しい。

「いい人なんかするな。プロとして一緒に子供を育てよう。一緒に学ぼう。」と言ってくれた、尊敬できる先輩がいた。

子どもたちの前に立つ覚悟。
子どもたちに伝えたいことを、本当に伝えているだろうか。


だから本を書いた。

2、教師のバトンについて

自分は、このタグをみて、「本当にそうだな」と思いました。
皆さんは、噴出したこれらの不満を見てどう思いましたか?」

【参加者の意見(抜粋)】
・結局は自分次第
・めっちゃわかる!みんな知って!
・教員になりたい人が減ってしまいそう
・そう状況にある先生方数いることは事実(実情を知るきっかけになった)
・一意見として見てはいるが、あまり興味はない
・公教育が変わりチャンスだなと思った(改善の糸口になれば…)
・言いたいことはわかるけど、いい循環は生まれない気がする
・これを現場で議論できる環境になったらいいな(直接現場の管理職に言えればいいのに)

【最初】
環境に負けるな。
建設的に議論しよう。
当事者として。

【今】
書かれている以上事実。
苦しんでるのは仲間。
敵などいない。

もう一度よく見直してみよう!

仲間が苦しんでいることに気づけなかった自分に怒りを覚えた。

そんな今、僕が考えること。
「僕は今まさに、時代の転換点にいるんだ」

すぐに変わらない。
なかなか変わらない。(いいことはカタツムリの速度で変化していく。byガンジー)

でも、黙っていることもできない。

冬は必ず春になる。

決していいとは言えないかもしれない、この社会。
でも、これから絶対に良くなる。

その中を一教員として「どう生きるか」
その生き方が問われていく。

熊谷先生の場合↓
①無責任な言論はしない
②怒りや悲観に負けない
③あきらめや無力感に引きずられない
④夢に向かって進む

私は、一学生として「どう生きるか」

夢について話す前に、、
みなさんは、「夢」を持っていますか?

3、熊谷先生の夢について

・市長になる(行政へ):結局他人事になってはいないだろうか?当事者意識を持っている人間が、中に入っていくしかない。
・地上の星を発信(本):
・輝く先生の連帯、文化を作りたい。

目の前の子を教育できるのは自分しかいない
だから、目の前の子に想いを伝えることができるのは、教師の特権。

4、子どもに伝えたいこと

なぜ教師になったかではなく、「これだけはどうしても伝えたいこと(あなただけの教育哲学)」はありますか?

それを実際に伝えていますか?

多くなくてもいい。
でも、一つだけでもいいから、ぜひ子どもたちにあなたの想いを伝えてください。

5、現場の方々へ

現場の先生たちは、本当にすごい。
どうか、自信と誇りを持ってください。

GIVEし続けているのに褒められることも少ない。地道だし、裏の仕事もたくさんある。そんな中で、教師という仕事を続けてくれている先生方は本当にすごい。

私も、熊谷先生と同じく、「先生」が大好きです。
本当に大好きです。

微力かもしれないけれど
現場からの声を上げ続ける!

熊谷先生の熱いメッセージ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

私のまとめ

熱い想いをたくさん届けてくれて、本当にありがとうございました。
たった1時間。されど1時間。

何をとって何を削るのか。自分の生き方を改めて見つめ直していきたいと思います。

『いるだけで価値がある』
この言葉は今の自分をすごく救ってくれる言葉でした。

決して、闇ばかりではない。
素敵な教育の社会をみんなに知ってほしい。

今の教育も十分素晴らしい。
でも、もっと良くできる。
だから私は教育に携わりたい。

最高の1時間をありがとうございました。

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