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”竹”が世界を救う。汎用性の高さを見直して、自分の生活に取り入れる。

日本人としてなじみ深い植物が、世界の抱える環境問題を救うアイテムとして大きな注目を浴びています。

>世界中で注目を浴びる”竹”の存在

サステナビリティ(持続可能な開発)やゼロウェイストなど、世間では環境問題に目を向けた積極的な活動をよく目にするようになりました。”無駄なものは買わない”、それに尽きたことはありません。しかし、なんでも手軽に安価で手に入るこの消費時代になかなかむ難しい話です。そんな中”竹”が世界の環境問題の救世主として注目されていて、最近ではその活躍の場をどんどん広げています。


>「竹」の汎用性の高さ

日本で暮らしてるとどこにでも身近にある竹。昔話にもでてくるように、日本人とは深い歴史があって今でも伝統工芸として受け継がれています。竹は木よりもしなやかで加工がしやすく、草よりも丈夫ないいとこどりの植物。今も昔も日常生活を支える様々な道具として活躍してきました。

・種類も多く、生息範囲も広い!
種類は日本国内に600種類ほど。世界を合わせると1200種もあるんだとか。中国だけに限らずアジアの広範囲で、暖かく湿気の多い地域で見られます。この生息範囲もあって、竹はどこからでも手に入る!

・勇ましいく生長スピードが早い!
竹の生長は勇ましいほどに早く、数か月で3-4メートルの高さまで達するそう。3年もすれば資源として利用可能。このスピードが命のこの時代にもってこいです。

・抗菌・消臭
竹には抗菌性、消臭性があります。抗菌性で言えば、昔からおにぎりを笹の葉で巻く習慣。臭性でいえば、クマは狩りに出かける前に笹を食べて体の獣臭を消すそうです。あと笹を食べるでお馴染みのパンダの糞は匂いがしないそう!

・汎用性が高い
昔から日本の生活を支えてると言っても過言ではないほど、家具、建築材料、燃料、調理器具などさまざな形で利用されています。

>こんなことにも活用されてる!

竹はかごや燃料としてだけではない様々な形で利用されています。子供用の食器、洗濯用洗剤、コスメ、バンブーリネンとして衣服やタオルの繊維などなど、 

>わたし個人として取り組めることは?

多様性あふれる竹の使われ方と人のアイディアの無限さに驚きと感動をしていた私。さて、重要なのはここからです。一体個人で何ができるのか。私が実際に試みていることをいくつかシェアします。

・備長炭フィルター

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炭の消臭効果で水道水のいや~なカルキ臭を取り除いてくれます。普段はここの水で調理したり、外出する時もこの水の入れた水筒を持ち歩きます。ちなみにこのウォーターボトルはIKEAで購入しました。

以前はドイツ製のブリタを使用していました。しかし石灰のせいでフィルターがよく目詰まりを起こすのが嫌になったを機に、備長炭を使うようになりました。海外でもチャコール・ウォーターフィルターやBinchotan という呼び名で人気上昇中なんです。

・調理器具

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こまごまとした調理に便利なアラカルト用のボードだったり、スパチュラ、トングも竹製品を使用しています。あとはサラダボウルとお菓子ようの小さなボウルなど、、

環境にいいからと言って今使っているプラスチックのお玉を自然素材にするというもったいない事はせず、新たに必要になったものは自然由来の商品にしてみようかしら、くらいの気持ちでいます。なので、いまだにプラスチック製の調理用ボウルやフライ返しなんてのも現実に使っています。


>”アースカラー”とか”ナチュラル”がトレンドの今

いま、ファッションでもアースカラーがトレンド。人も自然の一部であると再認識をするように自然に溶け込むような色合いや素材を使った魅せ方が人気になっています。”竹だなんて古臭いしダサい”というは昔のはなし。エコ意識が高まるこの時代にこそ、”竹”というワードが新鮮で斬新だとおもいます。

最近は”竹編みバスケットと”フルーツサンドイッチ”のように昔のスタイルを取り入れながら新しい要素も混ぜる”映え”もあります。現代の消費活動の影響で離れていた竹の存在を改めて学び、偉大さを再認識しました。竹のさらなる活躍が楽しみです。


最後まで読んでいただきありがとうございました!



P.Sそういえばスティックリップがもう底見えしているので、今度はこのZAOで試してみようかな。

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