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【自由律俳句】〈尻尾を隠さないヤモリもいる〉


〈尻尾を隠さないヤモリもいる〉(2024)

こんにちは。
なつのよです。

わが家のそばには、
以前からヤモリが住んでいるようです。

決して爬虫類が得意というわけではなく
まじまじと見たことはないので
同じヤモリなのか違うヤモリなのか
きちんと理解しているわけではありません。

ただ、外で見かけるぶんには
〝縁起の良い生き物〟とされていることを
知っているからなのかあまり怖くはなくて、
ときどき現れる猫に対するのと同じように
「こんにちは」とあいさつしてしまいます。笑

とはいえ、やはり人間は怖いものらしく
そばに寄るとしゅるしゅるっと逃げ、
見えなくなっていきます。

ところが先日見かけたヤモリは、
近くを通ろうとすると逃げるものの、
植え込みに頭(?)だけ突っ込んで静止。
尻尾は葉っぱの間から見えています。

不思議に思ったので調べてみたところ、
ヤモリもトカゲと同じように
天敵から逃げるために尻尾を「おとり」として
使うことがあるのだそうです。

ちなみに、ヤモリの尻尾もトカゲのように
再生するものの、完全にとはいかないよう。

なるほど!
とってもヤモリらしい姿だったのですね。
(そして、ちょっと申し訳ない気持ちに……)

ふと「頭隠して尻隠さず」ということわざも
思い浮かんだのですが、
こちらはもともと、キジの習性から生まれた
ことわざなのだとか。

キジ以外の生き物にも
いえることなのかもしれませんね。

勉強になった、夏のワンシーンでした。

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