髪を切ったんだ

久しぶりに髪を切りに行った。

仕事終わりに髪を切りに行ったわけなんだけど、いつもなら言わないのに、隣に座っていた配属先が同じ同期に「髪の毛を切りに行ってきます。」と決意表明をした。
同期はこいつ何言い出した？みたいな少し驚きつつ笑顔で「気をつけて行っといでね」と送り出してくれた。

いつもと変わらず担当のお姉さんは優しい笑顔で「お久しぶりですね」と迎えてくれた。
最後に行った時は伸ばすって話をしていたから、ロングからボブにしたいと要望した時は少しびっくりしていた。「もういいんですか。何かボブにしたい理由あるんですか」とまた、優しく話しかけてくれた。

「暑いので。あと乾かすの大変だし。」なんて理由を話した。あとは何か区切りをつけたかったんだと思う。また1から自分のために自分の人生を生きようっていう決意。

ボブにしてレイヤーも入れてもらって、「新鮮ですね。かわいい〜」なんてキャッキャ言いながら、あっという間に時間が過ぎ去った。とてもいい気分転換にもなったし、驚いた。ああ、自分はロングよりボブの方が似合ってたんだ。ロングの時より自分のこと好きだなって。

母親に切ったよ報告をしたら、「モテちゃうわねえ」と言われた。

最近の私を心配して毎日電話をかけてきてくれる別の配属先の同期には「ボブにしたんだー」と言ったら、「さっぱりしたやろ。気分変えるにはええことやで」と言葉をくれた。あと、早く一緒に煮干ラーメン食べいこって笑

その日の夜はなんとなく辛いものが食べたくなって、セブンのチゲうどんを食べた。すごく辛くてすごく美味しくて珍しくその夜は虚しくならずに眠れた。

さあ、少しずつ前に進んでこ。