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Tempalay TOUR2024 Zepp羽田の感想

※文才がないです。超主観でごめんなさい。
※微妙にネタバレ。

久しぶりのZepp羽田。
3年前のghost tour以来だ。

ニューアルバムの((ika))はそれはもうとてつもなくカッコいい。

前作のゴーストアルバムは、
時間の流れのどうしようもない侘しさを感じさせるものでそれはもう時世にも乗って何度も何度も聴いていた。

その後もあびばのんのん、憑依さん/Q、Booorn!!……と新曲を出していったが、
それらの楽曲はコロナの閉塞しきった雰囲気に生きて嫌になっていた自分の救いだった。

そんなTempalayはニューアルバムから皮が剥けまくって更に進化したのだ。

新しい曲を出す度、どんな頭だったらこんな歌が作れるのだろう。
オリエンタルでサイケな独特の音楽性が大好きでずっと聴いている。

かれこれ4年ぐらい毎年ライブに行ってて、
ついに待ちに待ったニューアルバムのツアーが来た!!!!!

開幕までに同伴者のレモンサワー半分と生ビールを飲み干す。
しばらくするとレーザーライトでぐにょぐにょ動くTempalayのロゴ。初っ端から会場はとんでもなく湧く。

開幕から「愛憎しい」でクライマックスかの様な歓声。そしてボーカルの小原綾斗さんの心にガツンとくる声。

もう既に頭のつむじあたりがゾワァとなる。

あっという間に次の曲で、「NEHAN」が来た!!!!!
新譜の中でもバカクソ好きな曲。
自分のメインテーマにしたいぐらい。

今回のツアーはサポートメンバーでパーカッションも加わって、より一層ダンサブルな感じになった。

とにかく好きな様に頭をぶん回して、
時に音でイキそうになった。気持ち良すぎて。

手なんか上げてられなかった。
ただただステージのメンバーが出す音を穴という穴に浴びせ続けて、ただ頭を振ることしかできなかった。そんな時間はあっという間に終わった。

「あびばのんのん」は泣いた。
儚い内容のMVも好きだけど、僕個人としては自分の大好きな風景(長野の渋温泉やスーパー銭湯)が浮かぶ。

いつかは無くなってしまう風景。
あっけなく老朽化でぶっ壊される思い出。
人が茹で上がるほど熱い湯。
何度来ても味のある温泉街。

歌を聴くと何となくそんなものが思い浮かんで自然と泣いてしまった。

「ドライブ・マイ・イデア」はもう呆然と立ち尽くして聴いた。

この歌はサンドランドのEDテーマになっていて、それ故か歌詞が長生きな種族とそうでない一般ピープルの関係性の様な、そんな歌詞な気がする。

でも自分の関係性に当てはめてこの歌詞を聴いた時、年老いていって離れ離れになる友人や、先立つ親、大事な人のことが浮かんでしまう。
だからすごい思い入れが深くて何度も聴いている。
どんなに時が経って、引いている線が散り散りになってもまたどこかで交われる様な気がしてこの曲に救われた。

あんまり書くとネタバレになるからここまで。
これからが楽しみ過ぎる。

次は10月のTempalay武道館。
武道館なんて大学の入学式以来だ。

スパムアカウントも、何も知らん人もお願いなので「NEHAN」と「ドライブ・マイ・イデア」を聞け!!!!!!!!!!

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