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具体的なアドバイスが、良いアドバイスとは限らない

今回話す話は、私個人の占いのアドバイスの話です。違う占い師さんであれば、当てはまらないかもしれません。

具体的だからといって、良いアドバイスとは限らない

私は、占いのアドバイスでわざと具体的にしたりわざと曖昧にしたりします。例えば

「2週間くらい連絡を取らず、彼以外の友人と積極的に話しましょう。そうすると、2週間後あたりに彼が少しだけ積極的に話しかけてくるようになります。彼が話しかけてくれば優しく対応してみてください。少し踏み込んだ雑談をしてみると良いです」

のようなアドバイスをします。

私のアドバイスは結構、具体的な方だと思います。ですがわざと曖昧にしている部分もあります。例えば上の文で言うなら、「優しく対応」や「踏み込んだ話題」が曖昧にしている部分になります。
もちろん、

優しい対応とはどういった対応ですか?

と聞かれれば、

口調をゆっくりにして、否定的な言動はせず、表情を柔らかくして、無表情を避けると良いです。

というように具体的に回答することができます。

ですが、具体的すぎるアドバイスを受けることはお勧めできません。
私は占い師を始めたころ、「具体的なアドバイスをすればするほど良いだろう」と思っていました。ですが時間が経つと、具体的すぎるアドバイスをすると状況が悪くなることに気づきました。

具体的なアドバイスをしすぎると、状況が悪化する理由は次の3つです。

  1. 覚えなくてはいけないことが多すぎて、混乱して、自爆する。

  2. アドバイスがないと動けない指示待ち人間になり、占い依存症になる。

  3. 細かい部分はそもそも占いが当たらない。

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