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0歳児と行く、ハワイ旅行の記録(9ヶ月ベビー|4泊6日) 準備編

2024年1月、0歳9ヶ月の娘を連れて念願の海外旅行に行ってきました。

4年前、コロナでバルセロナ旅行が中止となり、新婚旅行もきちんと行けてない状況が続き…どうしても育休中に海外に行きたい!と娘が7ヶ月の時に計画。

0歳児連れなので完全に親の自己満足。
できる限り娘の負担にならないよう、行き先はオーストラリア、シンガポール…などの候補から、観光が最小限でも楽しめるハワイに決めました。

海外旅行はそこそこ行っていたものの、定番すぎて後回しになり、実は親も初ハワイ。
幸いハワイは旅行者が多いこともあって情報が多く、子連れ旅行のブログがたくさんあり、事前準備の際はとても助けられました。

そのお返しではないけれど、これから子連れでハワイに行く方の情報の1つになれればと思い、準備して良かったこと、失敗や反省を記録していけたらと思います。


1.パスポートの取得

0歳児のパスポート取得で立ちはだかる壁は写真撮影。
駅などでよく見るあの証明写真で撮るわけにもいかず、家で撮影したものをプリントするため寝かせて上から撮影するのですが…

当時生後7ヶ月半の娘はもう寝かせたら大人しくする時期ではなく、寝返りしまくり動きまくりで大苦戦。
ブレにブレた躍動感のある写真でスマホのアルバムが埋まっていきます。

さらにパスポート写真は背景に柄などが入ってはいけないため、ジョイントマットやプレイマットの上で撮影した際に写る小さな凸凹の質感や折り目の線は差し戻しになる可能性が高く、撮影する場所にも気をつけました。

顔の影などを厳しく指摘されることもあると聞き、万が一のために過去に撮影したものなど3パターンをプリント(FreeDPEを使用してコンビニプリントしました)して持ち込みましたが、無事差し戻されることなく申請ができました。


最終的に使った写真。娘が4ヶ月の時の写真です。


2.飛行機の座席

今回のフライトはデルタ航空を利用しました。
赤ちゃん連れといえばお馴染みのバシネットの予約ですが、結論から言うとバシネットの席は利用しませんでした。そして利用しなくて問題なかったので、その理由を経緯とともに書き残したいと思います。

バシネットは低月齢の子以外は結局寝るのには使えず荷物置きになってしまったという声も多く、実際に海外に行った友人も同じことを言っていたのでベッドとしての利用は諦めていたのですが、少しの時間抱っこから解放されるだけでも楽だろう、とデルタ航空にバシネット席のリクエストをすることに。

デルタ航空にチャット(英語です。電話だと日本語かも?)で問い合わせてみると、私たちの乗る予定の飛行機にはその設備がないとのこと。

うーん、しょうがないか、と思いつつ、日本企業ではない航空会社というのもあり「本当か??」と半信半疑だったので(笑)、当日羽田のチェックインのカウンターでもう一度リクエストしてみました。

すると、設備自体はあると。(予想通りチャットの回答はテキトーだった)

ですが、低月齢赤ちゃんを想定している簡易的なものなため、規格内の体重身長だったとしてもあまりおすすめしないと言われました。

簡易的でも利用するか、諦めて6時間抱っこかを悩んでいると、「今日のフライトは座席が空いているから後ろの方の3人席の両側の席をとって、真ん中の座席に寝かせては?」と提案していただきました。

バシネットを設置する座席はアームレストが固定されているらしく、バシネットで寝なかった場合は抱っこするしかない。
それよりはアームレストをしまって真ん中の座席で横にした方が良いだろうと、ありがたく提案に乗ることに。


ベストシーズンじゃなくて良かったー!

結果、行きの飛行機で娘はフライト時間のほとんどをぐっすり寝て過ごせましたし、帰りのフライトもこの作戦で座席をとってゆったりと過ごせました。

3人席の真ん中で熟睡する娘



3.荷造り

子連れは荷物が多くなってしまうのですが、夫の荷物が少ないおかげでいつも通りスーツケース2つで事足りました(ありがたい!)

必要なものや、スーツケースに入れるか手荷物に入れるかなど、荷物周りはかなり時間をかけて準備したところです。各項目ごとに書き残したいと思います。


⚫︎洋服
ホテルに洗濯機があるものの、余裕を持って洗濯できない想定で持っていきました。
基本はロンパース肌着1枚で過ごすのでそこまでかさばらずに済みましたが、洋服はすべて100均の圧縮袋で圧縮したのでさらに省スペースに。

【娘の衣類関連で持って行ったもの】
・半袖ロンパース(日数×2枚+α)
・長袖ロンパース(3枚)
・ズボン2枚
・帽子
・水着
・洗濯洗剤(旅行用のものを3回分)
・洗濯ネット
・洗濯紐
・ベビー用ハンガー3本

長袖ロンパースとズボンは肌寒い時のために持って行きましたが、現地では使わなかったです。日本に着いた時に備えて帰りの飛行機で着替えさせたのみでした。
大きなクローゼットがあったのと、備え付けの洗濯用のワイヤーがあったので、洗濯紐は使いませんでした。


⚫︎食事
旅行の時の娘は9ヶ月半。時期的には3回食に進んでも良い頃ですが、旅行が終わるまでは2回食にしていたため食事は1日2回分と粉ミルクを持って行きました。
さらに、食器類を洗うための道具、外出時のミルク用の道具などなど。このあたりが地味に嵩張って荷物になりました。

【娘の食事関係で持って行ったもの】
・ベビーフード(食事回数分)
・粉ミルク(ミニ1缶)
・哺乳瓶(3本)
・スプーン
・食事用エプロン
・ミニタッパー2つ(食事のお皿代わり)
・無印の200ml魔法瓶(調乳用)
・食器洗い用スポンジ
・食器用洗剤(100均容器に入れ替えたもの)
・手口ふき
・おやつ

失敗談として別記事にて後述しますが、本来なら粉ミルクはミニ2缶必要だったのですが、完母から完ミに移行したばかりだった私はミルクの量が計算できずに1缶にしてしまい慌てて買い足すという失敗をしました…。
なかなかないアホな失敗かと思いますが皆様もお気をつけください…。

おやつは日数分+α持って行ったのですが、もう少し多めに持って行っても良かったです。
食器用洗剤は気持ち多めに持って行ったのですがそれでも洗う機会が多く足りなくなり、日系スーパーで買い足しました。


⚫︎機内持ち込み
・哺乳瓶2本
・粉ミルク2〜3回分
・すこやかミルク缶
・おむつポーチ
・ブランケット
・着替え2着分
・200ml魔法瓶
・コニー抱っこ紐
・小さなバッグ(娘関連の荷物を座席に置いておく用)

基本はいつも外出する時の荷物とあまり変わらない感じです。

ミルク缶は100mlを越える液体ですが、赤ちゃんと一緒であれば持ち込み可能です。
温度が気に入らなかったのか飛行機といういつもと違う環境だからか、娘はミルク缶を飲んでくれず、2回のミルクタイムともに粉ミルクを調乳しました。
お湯はCAさんにお願いして持って行った魔法瓶に入れていただきました。
機内以外にもレストランなどでお湯をもらう時もこの魔法瓶を活用したので、お湯を入れるポットは改めて持って行って良かったです。
コニー抱っこ紐は横にして寝かせることができたので使用しませんでした。

⚫︎その他
・バスタオル
・ブランケット
・ベビー用お風呂セット(ママキッズの旅行用)
・おむつ1袋(パンパースパンツM)
・おもちゃ
・ベビーカーにとりつけるフック
・浮き輪(スイマーバのボディリング)
・抱っこ紐
・母子手帳

バスタオルは念のため持って行きましたが、ホテルのタオルはふかふかで柔らかかったのでなくても大丈夫でした。
おむつは52枚入りを1袋そのままスーツケースに詰めて行ったのですが、使ったのは30枚ちょっとだったかな。
思ったよりなくならず、帰る時のお土産のためのスペースを期待してたのでちょっと困りました。笑

また、今回ベビーカーは楽天ラウンジで借りる予定だったので持っていきませんでした。
荷物が少なくて済むので本当にありがたかったです。
これはもう一家に一枚楽天カード間違いなし…。



事前準備はこんな感じです。
いろいろと準備しましたが、お洋服やおむつは現地でも買えるので(高いけれど)、食事系をしっかり準備していれば何とかなるかなと思いました。

うちは念には念を、で準備したはずが粉ミルク関連で失敗してしまい本当に焦りました…。娘が味を気にせずなんでも飲んでくれる子で本当に良かった。
粉ミルクは荷物にもなるので、完母のままだったらもっと楽だっただろうなとこの時ばかりは思わずにいられませんでした。

ハワイで授乳室は一度も見なかったので設備があるのか不明ですが、現地にいる人たちはおおらかなので授乳ケープでそのへんで授乳する人が多いんじゃないかと思います。

日本のようにベビー休憩室がある施設はほとんどないので、レストランやカフェでお湯をもらったりいつもと違う対応をするのはちょっと大変でした。
Can I have some hot water for baby?と何度言ったことか。

でも現地の人たち(そして旅行者の人たち)は本当に赤ちゃんに優しくて、こちらの心配に反して笑顔で対応してくれることがほとんどでした。


ちなみにおむつ台はいろんな場所のトイレで見かけたので困ることはありませんでした!


〜次回へ続く〜


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