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成績が良くない子の共通する特徴


何年かこの仕事を続けていると、勉強が出来ない子には共通する特徴が見られるような気がしてきたので今回はそちらにつていて述べていこうと思う。

最初に断っておくと、以下の特徴は私の感じる傾向であり誰しもが当てはまるものではなく、あくまでも一つの意見として読んでいただければ幸いです。

また、例えば暗記が得意とか集中力があるとかそういった抽象的なことではなく、具体的な特徴について述べていきたいと思う。


成績が低い子の特徴



1 授業中に席を立つ回数が多い


成績の低い子は、授業中にやたらと席を離れる。一番多いのはトイレである。他にも例えば『試験範囲を確認する』、『手を洗う』、『落とした鉛筆を拾う』などとにかく席を離れる瞬間が多い。まずは授業時間しっかりと着席することから頑張ってみてほしい。


2 問題を解くのが遅い


成績の低い子は問題を解くのが遅い。ここで言う遅いとは、計算が遅いとかマイペースな性格とかそういったことではなく、『常に周りをキョロキョロしている』、『問題に取り掛かるまでに時間がかかる』、『分からない問題を永遠に考えている』、『使うシャーペンを決めるまでに時間がかかる』など、能力的なものではなく取り組み方や精神的な側面が多いように見える。


3 遅刻する


時間通りに来る生徒は成績が良いとは言えないが、いつも遅刻する生徒は成績が低い傾向にある。加えて関係ないかもしれないが、成績の低い子は遅刻してもすみませんが言えない子が多いような気がする。まずは時間通りに来ることから始めよう。


4 授業中に目が合わない


集団授業で先生と目が合わない子は成績が低い傾向にある。反対に授業中よく目が合う子は、やはり勉強が出来る子の方が多い印象がある。

以前中3の集団授業を受け持った際、ハイエナのような鋭い眼光で私の授業を聞いている男の子がいた。(怖いからそんな睨まないでと私は思っていた。)授業もしっかりと聞いていて、私の説明に対していつもうんうんと頷いていた。

中3の夏から入塾したその子の成績は夏期講習を経てどんどんと伸びていき、夏が終わる頃にはびっくりするくらい成績が上がっていた。反対に、授業中に全く目が合わない女の子もいたのだが、その子の成績は夏が終わっても横ばいのままだった。

5 姿勢が悪い


勉強する時の姿勢が悪い。これも成績が低い子に見られる特徴である。


6 赤ペンを使わない


丸つけ、解き直し、全て鉛筆一本で片付けようとする子は結構いるが、こういう子は決まって成績が低い。蛍光ペンを使ってノートをカラフルに彩る必要は全くないが、問題を解くときは鉛筆、丸つけと直しは赤ペン。そのくらいは分けて勉強を進めよう。



成績が高い子の特徴


上記で挙げた傾向に当てはまらない子は反対に成績が高い、、、、というわけでは実はない。勉強ができても問題を解くのが遅い子はたくさんいるし、遅刻する子や授業中に目が合わない子もたくさんいる。

先ほどあげた中3の男子だが、彼は入塾当時赤ペンを全く使わずに勉強していた。というか、丸付けすらしていなかった。そういう子も結構いる。

しかし、成績が低い子には共通の特徴があると思うので、まずは上記に挙げた部分をぜひ直していってほしい。まずは遅刻せずに授業に参加して、きちんとした姿勢で50分間席を立たずに授業を聞いてみることから始める。そして、丸付けや直しはしっかり赤ペンを使って直す。

こういったことを徹底して、まずは習慣から変えてみるのはいかがだろううか?







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