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月々のうた:2022年4月


荒川は誰にでも母 土手からはインドの人のクリケットの声

人生の苦さをチョコで計るときハイカカオほど笑ってるんだ

正式に離婚しました納品のメール末尾にざわめく私信

またこんどそれが一万年後でもランチに行こう次ロコモコね

あの雨の日にもし傘がなかったら何かが変わったろうか、ともだち

奇跡的なんて言葉でごまかして二人は「偶然」一緒に帰る

どうせならこの惑星ごと飲み込んで許してあげる君の嘘など

君ってさ、二人で星を見ててもさ、ニュートリノとかの話するよね


2022年4月の歌。
ツイッターアカウントを作ったのが4月の初旬で、20日くらいでだいたい50首くらい作ったのですが、アカウントを作った直後ということもありどの歌も思い入れというか、なんだかとても大事な気がしてしまい8首も選んでしまった。今これを書いているのは2022年の12月なのだけど、あの頃より上手になったかというと実に微妙で、だからこの時の謎の無敵感は本当に、今読み返しても恥ずかしくて眩しい。


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