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前橋BOOK FESに出展した

2022年10月29日の朝早く、東京駅から新幹線に乗って高崎へ。そこから両毛線に乗って前橋へ。どきどきしながら会場まで約10分ちょっと歩いた。後で知ったが、コミュニティバスがあったらしいのでした。知らなかったので重い荷物をゴロゴロ引き摺りながら歩いてしまった。

参加したのは、前橋BOOK FESという初めての試みのお祭り。糸井重里さんのほぼ日と前橋市がタッグを組んで主催している。

手持ちの本を持ち込んで次の読み手に引き渡す出展者も、本を受け取りに来る参加者も、皆1人につき1000円だけ支払って他にお金のやり取りは発生しない仕組み。自宅の本をこのFESに向けて送って誰かに読んでもらうという参加の方法もあって。わたしは無謀にも個人で出展することにしたのでした。このFESのアナウンスがあった瞬間に前橋にホテルを取りました。

出展会場には、1人辺り緑色の1.8×1.8mのビニールシートが貼られています。そこに自分の本を出していざ出展の始まりです。午前10時!
誰ももらってくれなくって、大量に本が余ったらどうしようって本当に心配だった。でも並べている最中に、

この本を受け取ってくださった方がいらした。ありがとうございます。あなたのおかげでわたしは落ち着きました。

自分なりに厳選した本だったし、好きすぎて2冊持ってるやつのうちの1冊を出したりもしたのでした。それらを受け取ってくださる皆さまがいて本当に楽しかったです。売れなくとも生活に困らないお店を開くのは、本当に愉しいことです。これがやりたかったー。いろんな人と、たくさん本のお話もできたー!

1人参加なので、お手洗いも行けずにBASEのパンを1つ齧りひたすら店番。ちっちゃな椅子に座ってたので、エコノミークラス症候群が怖くて時々立って変な動きをして身体を解してました。その横で本を選んでいただいてました。すみません。

お隣は有名な人がお店を出してらしたらしく、前橋市長がいらっしゃっていた。そのことに後で気づきました。

交換用の本を持っていらっしゃった方と、無事交換することもできてありがたかったです。前橋はからっ風が強く、いろいろ飛びそうになるのを押さえて復旧させるのがすっかりうまくなった午後15時30分頃から、寒くなって店じまいをしました。たぶん、80-90人くらいの人とやり取りができたんじゃないかと思います。疲れたけれど(心配疲れも含む)、本当に愉しかったーって感じだった。ほぼ手持ちの本は残らなかったです。

撤収した後、仕事帰りに合流した夫と、

ここで大酒を飲んだ。
串焼きが美味しく牡蠣フライが旨く、大好きな純米酒水芭蕉がつるつる飲めた。それでいてお安かったです。

そしてホテルで撃沈しました……。

次の日は、本を漁りにBOOK FESへ行きました。順二郎おじさんの本をいっぱいいただいたよ。

てなわけで、異常に楽しかったです。謎のやり切った感がある。

来年もあるといいな、BOOK FES。

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