結婚はするべきか?
結婚はするべきか。
結婚が必ず男女のものであった時代であれば、それは生殖に有利であったり、自分の生存率を上げるためであったり、利害の一致という理由が大きかっただろう。
しかし現代、同性同士の結婚の認証が必要とされたり、未婚を選ぶ人が増えてる中では、利害以外の意味についても考えられるべきだと思う。
そもそも利害についてはその時の法律にもよるし、私はまったく門外漢なので、ロマンチストかもしれないが、愛的な部分を考えてみる。
愛とは、"自分以外のものを自分の一部のように感じる事である"と、上田信治氏の「成分表」というエッセイの中でも定義されていたが、結婚は形からはいる愛と言えるのではないだろうか。
様々な夫婦の形があり、愛のない結婚もあるかもしれない。しかし結婚するという行為は、愛が生まれるように、続くようにという誰かの祈りなのではないだろうか。
結婚をしたからといって、愛が生まれるわけではない。
しかし、相手を愛するための土俵は固められたというか、一応耕しても良い畑はもらえたという感じがする。
その畑を耕してたくさん収穫できるか、手入れをせず荒野にしてしまうかは個人によるところだろう。でも、それは自由だと思う。自分たちの土地なのだから。
なので結婚をするべきかという最初の問いに戻ると、するべきかどうかは正直、分からないという事になる。しなくても良いと思う。
〜するべきかどうか、という考え方自体、自分の外の問題なのできちんと自分の心のうちと折り合いをつけて決めた方が良いとも思う。
最後は特に、自分にも言い聞かせるような気持ちでまとめてみました。
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