型抜きの型をあれこれ

ちゃおすー。

紙加工の話を読んでいて、なんとなく「あなたはこの仕事ですか?」ってだいたい察する人はいるとは思う…ただ希少性のある職業ってのは、以前も書いたが口伝みたいなものだから不安になるのだ。

だから、こうやって文字に残せば違うだろって思う今日この頃です。

時に型抜きに使う抜き型を見たこと無いと思うから載せるが。。。 

※見づらいかもしれない完成画像。主に紙用の付け方である。

こうやってゴムを付けて、ゴムの跳ね返しが無いと型としての使い方が、全く成り立たないのである。

仮に無い場合どうなるかってことであるが、想像するならばクッキーを作る時の型みたいに感じになる。
あれだって型にハマったクッキー生地を上から押してペコッと外しますよね?

紙の厚み等に合わせてゴムの付け方は変わるんだけど、スタンダードな付け方がこれであると思って欲しい。

※最初に添付したのとは別用途のスチレン用の付け方。

逆にスチレンは上のようになる。
こうしないとどうなるかってなると…結論を言うならば、刃が入った瞬間に跳ね返せなくて、スチレンが割れてします。

意外と繊細なもので、スチレンもまあまあ3ミリのスチレン辺りであれば、そんなに気を遣うこともないが。。。

5ミリと7ミリに関しては、ゴムの跳ね返しの力を気にして付ける感じになる。

もちろん、紙も厚ければ厚いほど跳ね返しが難しいもので、「行けるかな?」って思っていてもサンカード系の硬さに苦戦もごく稀にある。


こうやって見比べて見てみると、職人も難しくもあるがやりがいもあるでしょ?

書いてる自分でもそう思ったよ。

ちゃお。 

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