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親子ワーケーション歴、3年目に突入。

長期休みの習慣となりつつある、子どもたちと一緒に参加する「親子ワーケーション」。この春休みは前半「新潟」、後半「福岡」と、ほぼ親子ワーケーションで終わる予定です(笑)

今年の親子ワーケーションは新潟県妙高市からスタート

現在は、新潟県妙高市での「妙高ワーケーション」に参加中。

ハートランド妙高(ワークスペース)から眺める妙高山

2泊3日の最終日なんですが、あっという間でした。子どもたちが「次はいつ来れる?また〇〇くんと一緒に遊びたい」と、まだ終わっていないのに次の再訪を望んでいるのが嬉しいなと。

1日目はオリエンテーションやアイスブレイクなどが中心でしたが、今回の宿がロッジだったこともあってか、子どもたちがすぐに打ち解け、ロッジ内を走り回る、走り回る(床抜けないかヒヤヒヤでしたw)
子ども9人中男子7人だったのですが、夜はロッジのお風呂に全員で入って大はしゃぎ(笑)
会ってすぐ仲良くなれるのは子どもならでは、なのかもしれませんが、見知らぬ土地で誰かと仲良くなって、そこから関係が広がっていくというのは、すごく素敵なことだなと感じています。

2日目は9〜17時で親子別々プログラム。親はコワーキングスペースで1日ワーク、子どもたちは青少年自然の家で午前中は雪遊び、午後は室内遊びでした。

昨年夏にできたばかりのコワーキングスペース「MYOKO BASE CAMP」

ロッジに戻ると、長男が「みてみて!火山灰拾ってきた!お母さん好きそうだったから!」と意気揚々と、土壌化した火山灰を見せてくれました(笑)「火山灰って時間が経つと土になるんだって、すごいよね!」といろいろ話してくれる姿が微笑ましかったです。

夜は交流会と称して、大人は晩酌。久しぶりに誰かとお酒を酌み交わしながら、たくさん話してたくさん笑って、月並みな表現ですがとても楽しかったです。会社員、フリーランスなど仕事形態が違ったり、東京や愛知、新潟県内などいろんな場所から来ていたり、それでもいろいろ共通点があったり。こういった違いや共通項を見つけていける時間ってすごく大事だなと改めて実感。
子どもはもちろん、大人も参加者同士でしっかり交流できる時間を設けてもらえたことに感謝です。

そして最終日。ハートランド妙高で親はワーク。子どもたちはコースターづくりや郷土料理の笹寿司づくり。昨日とは違い、同じ施設内で活動しているため、チラチラと顔が見えています。楽しんで活動しながらも「おかあさ〜ん」と手を振ってくれる姿が可愛いなと。

3日間で兄弟げんかも多数勃発していたようですが、それでも家にいるときよりも子どもたちが穏やかで、楽しそうに過ごしている姿を見られて、満足な私でした。

過去の親子ワーケーションを振り返ってみる

2021年3月、鳥取での親子ワーケーションに参加したことがきっかけで、子どもたちといろんな場所を訪れてきたこの2年。

改めて振り返ると、西日本中心にリピートが多い傾向にあります。

西日本は、実家があり、行きやすいということも関係しているのですが、リピートする地域が多いのは何が要因なのだろうと考えると、第一は「子どもの満足度・愛着」にあるのかなと。

3日間や4日間、一緒に過ごした参加者、企画者の方たちを好きになり、「また行きたい!」「また遊びたい」と言うようになり、そこから次の訪問・参加につながっているケースがほとんどでした。

・鳥取県での親子ワーケーション

例えば、鳥取県の場合、親子ワーケーションの拠点となるゲストハウス「てま里」のオーナーさんのことを子どもたちが好きすぎること(笑)

のれん右にいるのがオーナーのかなこさん

地域にひらけたコミュニティスペースでもあるため、地域の小学生と遊べることも楽しいようですが、ふとしたときに「次はいつてま里にいける?」「かなこちゃんに会いたい」と口にするくらい、大好きなようです。

そのため、親子ワーケーション関係なく年1回は鳥取に足を運ぶようになりました。(なので2年間で5回以上鳥取を訪れているという…実家の次に多いんじゃないかな)

また、親子ワーケーションで出会って仲良くなり、その友だちに会いに東京まで行ったことも。ワーケーション先への再訪はもちろん、そこでつながった縁がきっかけでさらに新しい場所を訪れると言うのも、面白さの一つだなと。

・福岡県での親子ワーケーション

そして福岡県では、参加者のお子さんはもちろんなんですが、現地スタッフさんのお子さんと仲良くなったことがリピートの大きな要因かなと。

親子ワーケーションやイベントなどの際には、お子さんも一緒に現地にいるため、「参加すればその子に会える」ことがわかっているので、子どもたちからの要望が強めな傾向に。

2回目参加の際には、プログラムそっちのけでスタッフさんのお子さんと遊んでおり、しまいには「今度はおかあさんスタッフの方やってよ。そしたら僕ずっと○○くんと遊べるでしょ」と(笑)

3回目の参加は、スタッフさんのお子さんから「今年は来る?待ってるね」と声をかけてもらい、行くしかないよねと、新潟の後に参加予定です。

こちらも親子ワーケーション関係なく、イベントに訪れたこともあり、スタッフさんのお子さんがいそうなときを狙って、リピートしている地域です。

・新潟県での親子ワーケーション

最後は、現在参加中の新潟県。こちらは次男の切望によりリピート決定した地域です。

同じタイミングで別の地域でも開催されており、子どもたちに場所とプログラム内容を伝えてみたところ、次男が「雪のとこ!○○くんと○○くん(昨年参加していた子たち)に会えるかもだから!」と妙高をチョイス。

1年前にたった3日間だけ会った子たちだけれど、しっかり名前を覚えていて、それだけ次男の中では濃い時間だったんだろうなと。

妙高での親子ワーケーションは、他地域と比べて一番ワーク時間が長く、仕事人間の私としては助かる部分もあったので、「よし、春休みはここに行こう」とリピートにいたりました。

2度目も親子そろって大いに満足したことは、冒頭での記述通りです!

「親子」で参加する意義とは?

近年は、コワーキングスペースやワーケーションプラン(ホテルや旅行会社企画)も増えてきており、1人でワーケーションをする分にはいろんなところでできるんだろうなと感じています。

私としては
・仕事時間がしっかり確保できる
・現地の人や参加者と交流できる
この2点があれば、それ以上求めることはあまりありません。
だから、単身ワーケーションでも、内容さえ合えば全然いけるんだろうなと。

ただ、そんななかで単身を選ばず「親子ワーケーション」を選ぶのは、結局のところ「子ども」の存在が大きいから。

長期休みともなれば、四六時中一緒に家にいるわけで、在宅で仕事をしていると、どこかに連れていくこともできず、子どもの鬱憤は溜まる一方。
学童などを利用しようとも思ったのですが、子どもが「行かない!」と言ったため、断念。

「フリーランスだから時間に融通は効くから大丈夫でしょ」と言われますが、仕事柄、校了日や入稿日などは動けないことがほとんどです。

「在宅ワークだから仕事と育児が両立できる」は、なかなか難しいと感じています。

でも、在宅ではなく、親子ワーケーションだったら、不思議なことに両立できるんですよね。


知らない土地に行く(この段階で拒否反応があるとちょっと難しいかも?)
 ↓
大人は仕事に専念でき、子どもたちは初めて会う参加者(大人・子ども含め)と思いっきり遊べる
 ↓
子どもたちと楽しかったことを共有する時間がある(家事の時間がほぼないから余裕がある)
 ↓
心にゆとりがあるからか、私が子どもに優しくできる(ここ大事)
 ↓
その地域ならではのプログラムで、参加者同士や地域の人との交流して、関係構築ができる
 ↓
知らない地域に愛着が湧き、また行きたいと思うようになる
 ↓
次はワーケーション参加だけでなく、旅行やプライベートでも訪れるように


イメージとしては、こんな感じでしょうか。
旅行のように「非日常」を味わうという感覚ではなく、「日常」の範囲が広がるというイメージ。
特にいつも家に引きこもっている私にとっては、良い気分転換にもなります。
子どもたちも「ワーケーション」と「旅行」は別物と理解しており、ワーケーションの際は「お母さんは仕事してね。僕たちはたくさん遊ぶね」と言ってくれるまでに(感動)

内容にもよりますが、基本的にごはんは一緒。というプログラムが多いので、そのときどきで、今日はどんなことをした?何が楽しかった?と、子どもと共有できるのも嬉しいポイント。
昨日は子どもから「仕事はかどった?」と聞かれました(笑)

子どもの知らない一面を見られたり、ちょっとした成長を見られるのも、こういった活動ならではの醍醐味かなと。

まとめ、のようなもの

長々と書きましたが、親の「仕事がしたい」という思いと、子どもの「遊びたい」という想いを叶えるのに、「親子ワーケーション」は最適だなと思っています。

バタバタはしますが、ワーケーションの場所に行くまでの準備も楽しいし、道程も楽しい。
今回は新潟県の「ヒスイ海岸」に立ち寄りました。

現地では、親は仕事をして、子は遊ぶ。やっていることはそれぞれ違うけれど、その地域・場所での思い出がしっかり刻まれていく感じでしょうか。

子どもたちが大きくなったときに、「この場所小さいときに来たことがある」とふと思い出してくれる場所をたくさん見つけられるといいなと思っています。

在宅仕事で育児にも家事にも追われて「ちょっと集中して仕事がしたいな」と思ったら、一度親子ワーケーションに参加してみてはいかがでしょうか。


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