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自由な雑談を可能にする「Spatial Chat」を体験してみた。

4月に「Remo」を体験し面白いツールが出たなと思っていたところ、最近さらに興味深いツールを見つけました。

それが「Spatial Chat」。(通称:スペチャ)

50人まで参加可能&時間無制限。
さらに利用無料で使えるオンラインツールです。
※商用する場合は運営へ要連絡とのこと。

座談会やバーチャルオフィスに使っている人もいると聞き、一度使ってみたいなと思い、友人に協力してもらい遊んでみました。

■「Spatial Chat」の使い方

【1】スペースをつくる(登録などは一切不要)

トップページの「Create Space」を押し、メールアドレスとスペースの名前(英数字)を入力する。

【2】メールアドレスに届いた招待リンクを参加者にわたす

上記のようなメールが届きます。
上側が招待用のリンクです。
下はマスタ用のリンクで、こちらから予め画像を貼り付けることができます。

今回は、参加してくれる友人も初めてということで、簡単な操作説明を作り貼っておきました。

【3】友人を待つ

Spatial Chatでは、スペースを作った人がマスタ編集はできるものの、「ホスト」という概念はないようで、作った本人もメールできた招待リンクから参加するカタチになります。

参加後、YouTubeから動画を貼って、BGMをかけて待機。
動画も、近くに行けば音が大きくなるし、遠ざかれば音は聞こえなくなります。

【4】雑談を楽しむ

今回はオンラインツールに慣れている友人だったので、ひと通りどんなことができるか遊びながら、
・RemoとSpatial Chat、zoomの違い
・オンラインツールだと何がいいか
・Spatial Chatはどんなことに使えそうか
などをゆるーく話す1時間となりました。

■距離感を素直に楽しめる!

1時間遊んでみての感想は、「距離感が楽しい!」でした。

・しきりなどもなく、直感的に行きたいところへ自由に行けるのが楽ちん
・ミュートや画面オフができるのはもちろん、「遠ざかる」「近づく」というアクションで、音の大きさを調整できる
・相手の顔(アイコン)が大きくないので、顔を見るというより、会話をするに専念できる

これから改善を期待する点としては
・名前が表示されない(画面オフの場合も1〜2文字だけ)
・現時点ではスペースURLが削除できない(スペース名を知っていれば誰でもいつでも入れる。一時利用には不向きかなと)
というところでしょうか。

次はもっと多い人数でカオスなスペースを体験できれば良いなと思いました。

■画像やテキストチャットをあわせて活用すると便利

テキストツールが実装されておらず、音声のみのツールになるので、話したい相手があっちこっち行く人だと捕まえるのは至難の業。

「話したい人はこちら」のような画像をあらかじめ用意しておくか、FacebookやLINEなど、あらかじめグループを組んで、話したい人と連絡が取れるようにしておくと便利でしょう。

◼️マスタ作れば、無限に遊べそう

Spatial Chatは、使い勝手の良いオンラインスペースとして成長していきそうな感じがしました。

ZOOMはトークルームに分けられたり、Remoは机をレイアウトされていたりと、もとから使えるものが多い印象。

一方、Spatial Chatはシンプルな設計(いい意味で何もない)なので、使う人のアイデア次第で、どんな使い方もできそうだなと。

何かを言いながら画面上を動く人を追いかけて、聞こえたところへ行く鬼ごっこクイズみたいな遊びとかできそう。

背景にいろんな画像を置いて、自由に画面をレイアウトできるので、自由度も高め。
そのうち、スペチャクリエイターとか出てくるんじゃないかなと(笑)

もとからあるものを使いたい、という人であれば、RemoやZOOMとかの方が使いやすい気がしますが、遊び心のある人は楽しく使えるツールだと思います。

■こちらのnoteもあわせてどうぞ!

Spatial Chatをはじめる前に読んだnoteです。
とてもわかりやすかったので、シェアさせてください。






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