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あなたが幸せかどうかは、あなたにしかわからない。-私の生い立ち③-

スペックがそろっていたって
それが本人の幸せに繋がるとは限らない。

私は自分のことを、家庭環境複雑系温室育ち。
と表現している。

結婚した3組に1組が離婚する時代
シングル育ちのサバイバーたちがうじゃうじゃしている中、私もそれなりにもがき苦しみ生き延びてきたひとりだ。

だからこんな記事も書ける。


20才で家と日本を飛び出してからも、メンヘラなもんだから、ここまでくるのにずいぶんと苦労した。

特にロンドン生活、最初の1年間は、
人生グラフの中で最も頑張った1年の気がする。
そのストレスは肉体的にも現れていて
半年以上生理はこないし、シャンプーをするたびに髪の毛は引くほど抜け、最終的には量も半分ぐらいになった。

劇的に痩せた!と思えば、ぶくぶく肥える(太る)。
そんな生活だった。

っとここまで書くと、私の昔の友だちから
「何言ってるの?めちゃくちゃ楽しそうに生きていたじゃない!」「ナツは好き勝手生きてる代表のような人間でしょ!」という反論が聞こえてきそうだ。

そう。だからこそ言える。

スペックがそろっていたって、それが本人の幸せに繋がるとは限らないのだ。

とりあえず、モテる。

反感を承知でここに書くと、私はずっとモテていた。しかも男運が良かった。ややこしい案件は、今の夫ぐらいなもので(笑)、今までの彼氏、元旦那含め、みんながめちゃくちゃ優しかった。

だから、次回書きたい。<<優しいだけの男といると、女はなかなか成長しない。>> (仮)

なぜか、お金もある。

話を続けると、温室育ちの私は、お金に困ったことが1度もない。「このままいくと、やべえかもな。」と思っているのは、今の夫といる、今だ。苦笑 
しかし、なくなったら稼げば良いマインドも持ち合わせているので、さほど危機感もない。定期的に「いい加減、仕事して!!!」と夫に爆発するぐらい。笑

自由すぎる夫に心を乱されて急成長している人間、それは、私。(あ、話がそれた。。。)

びっくり、頭も良い。

次に進むと、私は頭が良い。たぶん。飛び抜けて天才なわけではないが、勉強も出来た。中学3年生の時に、学力的に行かれない高校はほぼないな、というレベル。

しかも、勉強が好きだった。

高校時代は他のこと(恋とか、ネイルとか、家のこととか)に忙しくて、成績はビリ周辺をうろうろし、授業を受けていてもうわの空だった。

今改めて思い返してみても、ただ座っていただけのあの授業時間は私にとって、なんだったんだろう。

「もう学校やめる。」とつぶやいた高1の私に
「やめちゃえ!やめちゃえ!」と今の私なら助言する。

イギリス、ロンドン生活

上記でも書いたが、私は20才で家と日本を飛び出した。学費などの金銭的サポートは、当時の父。

父は父でもパパ活のパパではなく、戸籍上の父。養父。2人目の父のことである。(もう他界した。)

ロンドンでも大学を編入して、編入して、3校通った。
だけど頑張りきれなくて、学位をとらずに去り、結局フリーターになった。

明るく楽しく仕事はしていたけれど、家に引きこもってテレビを見るのが好きだった。社交的な彼氏と住んでいたので、色々なところにも行った。結果、思い出いっぱいのロンドン生活を過ごすことが出来た。

2004年から2008年のことだ。

学生ビザのまま滞在していたので、ビザが切れる当日まで不法滞在をするか悩んだが、結局ビザが切れるほんの数時間前に飛行機に乗って出国した。
愛用のバカでかいダンボのぬいぐるみを機内持ち込みで持って帰ってきたことを覚えている。

そのダンボは何年か前まで現役を続け、娘がいきなりゲボった時に頭から洗礼を受け、無惨な姿になり、終わりをとげた。十分に今世を全うし、成仏したと思う。

今でも、あの時もっとあがいたら良かったかも!
、、、と後悔しているのがビザ関係。

現在でも海外移住の希望がある私は、あのままロンドンに残っていれば良かったと何度も考える。

近い将来、さっさと海外移住して
この後悔を、ちっぽけな思い出に変換したい。

もちろん日本に帰ってきていなかったら、今の子どもたちと出会えていないのだから、結果オーライなのは自覚しています。いまさらそんなツッコミ入れないでね。

<<今回は2009年から2016年までの1度目の結婚生活時のことは省略>>

時は流れて、2016年、32才。
占い師に「あなたは今まで生まれてきてよかったと思ったことがないのかもしれない。」と言われ、魂がゆさぶられた経験がある。

食べるものに困ってなくても、
モテまくっていても、
お金に不自由がなくても、
勉強ができても、

心から満たされることはない。
ということを、私はよく知っている。

そして、その年の12月。
当時6才の長女と3才の次女2人を連れて旅に出た。

そこで今の夫に出会ったのだ。

あまりにもすることのないメキシコからグアテマラまでのバスの中「どれだけ幸せな環境にいたって、それが自分の幸せとは限らないよねぇ〜。」と、出会ったばかりの人間に心のど真ん中をグサリと刺された。今まで経験したことのない会話をする人間(夫)にめちゃくちゃ惹かれたのを覚えている。

「どうしてわかるの?」と投げかけると「それなりに悲しく辛い思いをして生きてきたからねぇ〜。」と明るく答えられたのが印象的だった。

元気なオーラを放ちながら、核心をつく発言を連発してくる人間に出会ったのは、夫が初めてだったかもしれない。

その衝撃の余波で、今もまだ一緒にいる。

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まぁまぁ長くなってきたので
今日はここまでにしたいと思う。

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あなたが幸せかどうかは
あなたにしかわからない。

素直で優しい人ほど、自分軸で生きることが難しい。
私たちは、自分の心にアクセスする方法を知らずに育ってしまったのだ。

だけど、希望を持って
ここにメッセージを書かせて欲しい。

あなたが幸せかどうかは、あなたにしかわからない。
だからあなたは、あなたの心を大切にして欲しい。

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ぴーす。