子宮体がんの検査に行きました
乳がんの手術から早9カ月。
ノルバデックスを服用し始めて6カ月がたとうとしています。
ノルバデックスは、子宮体がんのリスクが上がるということで、婦人科に検査に行ってきました。
私のしこりを乳腺外来につないでくれた先生です。1年ぶりに訪れた婦人科。
なんと、先生も看護師さんも私のことを覚えていてくれました。
2回しか通っていないのに。
それだけで泣きそうになってしまいました。
子宮体がんと子宮頸がんの違い
子宮がんには、子宮体がんと子宮頸がんの2種類があること。
なんとなくは知っていましたが、市の検診では子宮頸がんを検査していて、子宮体がんは対象外だと知りませんでした。
私はてっきり子宮全体を検査しているのだと思っていたのです。
自分の体なのに無頓着なまま今まですごしてしまったんだなぁと反省・・・
子宮体がんと子宮頸がんについてはこちら
エコーで内膜の厚さを指摘される
エコーで子宮と卵巣の状態を調べます。
「あれ~?右の卵巣に水がたまってるなぁ・・」と先生。えっ?!水?!
さすがに子宮は大丈夫でしょ!とのんきにかまえていた私に、一年前の針生検の記憶がよみがえります。
また病気が見つかっちゃうのかな?と不安がよぎりました。
「まぁそんなに気になる感じではないから一時的なものかな?様子見ましょう。」と先生。
良かった~!と思ったのもつかの間。
「子宮の内膜が厚いんだよなぁ~。」と先生。
私は、ノルバデックスを飲み始めて生理がパッタリとこなくなりました。
閉経ということになるのでしょうか。
通常、閉経後は内膜が薄くなるところ、私は厚いのだそう。
なんでだろう?と言った感じの先生。
不正出血はないと伝えると、「まあ大丈夫かな?」とおっしゃいました。
子宮体がんの検査はいい経験に
「少し痛いですが我慢してくださいね。」と看護師さん。
市の検診のイメージでいた私は、(すぐ終わるかなぁ~。)なんて軽く考えていました。
甘かった・・子宮の奥の方を何度もゴリゴリこすられ、すぐには終わりません。
痛みはそれほどありませんでしたが、おなかをひっかき回されるような圧迫感と違和感。
おなかがはってなんとも気持ちが悪い!
先生が「ごめんね~、もう少しで終わるから我慢してね。」と声をかけてくださいました。
無事終了。
乳がんになってからいろいろな検査をしていますが、こちらの検査もいい経験になったという感じです。
先生のお話では、卵巣は様子見でOK。
閉経後に子宮内膜が厚いのは子宮体がんの可能性がある。
ただし、子宮体がんは不正出血があることが多いので、検査結果が出ないとわからないとのことでした。
検査結果は2週間後
また私は、2週間もの間、がんだったらどうしよう・・と恐怖におびえる毎日を過ごさなければならないのか・・・
大丈夫だと思う反面、やはりがんかもしれないと思う恐怖。
これをこの先ずっと続けていくことになる。それが、がんサバイバーの宿命なんですよね。
この恐怖は一生ついてまわるのです。そう思ったら、不安に思う時間がもったいないと感じ、検索するのをやめました。
結果は2週間後にならないとわからない。考えても仕方がないことはやめよう。2週間後の受診の日に考えることに決めたのです。
ふと感じた私にとっての幸せ
お会計をすまし、ぼんやりお買い物をしていた時、私は、幸せなのかもしれないなとふと思いました。
だって、こんな風に悩んだり不安に思ったりできるのも生きているからこそなのです。
何げない日常が本当はとても幸せなのかもしれない。
私はいままで充分幸せだったはずなのに、気がついていなかったんだ。
ふっとMr.Childrenの「CENTER OF UNIVERSE」の歌詞が、私の頭に流れてきました。
そう、幸せは自分のとらえ方次第なのです。
結果は2週間後。どんな結果であれ自分のとらえ方次第。
私は乳がんになって少し強くなりました。
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