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Creepy Nutsと日本語ラップにドボン

表題の通り、Creepy Nutsと日本語ラップにどっぷりいった。直後の気持ちを記しておくことの貴重さをSexyZoneの時に実感したので、今回も書く。

きっかけはCreepyNutsのラジオだった。

毎週楽しみに聴いてるから「たまには課金するか」と武道館ライブBlu-ray付きのアルバム『CASE』を買って。円盤見たらグッときちゃって。

気付けばずっと曲を聴くようになり、R-指定が夢に頻繁に出てくるようになって「こりゃもう一度現場に行くしかない」と、12月4日の湘南乃風とのツーマンライブ行って、ドボン。超楽しかった。湘南乃風もすごい。

そこからアルバムやら何やらを買い漁り、R-指定のMCバトル映像を見漁り、『Rの異常な愛情』を読み、日本語ラップ超おもしろ〜〜〜!が今。

2年半前SexyZoneにどっぷりいった時は、SexyZoneそのものはもちろん、映像的なジャンルにハマったことが自分的には新しくて。

長時間映像を見続けることがどうにも苦手で、映画はほとんど見てきていない。45分間のドラマがギリギリ楽しく見られるラインだけど、それでも自発的に見ることはほぼなく、好きなものは本や漫画などの文字媒体。

でもSexyZoneの場合は、コンサートでパフォーマンスをする彼らだったり、特典映像でキャッキャしている普段の彼らだったりをとにかく見たかった。ドボンといった直後の1〜2カ月はひたすら円盤を再生していたけど、これが私にとっては相当珍しいこと。「こんなに楽しく映像を見続けられるのか」っていう意外性があった。

一方でCreepyNuts及び日本語ラップは、もちろん新しい扉ではあるものの、「これは私興味あるよな」っていう納得感があったというか。

韻を踏むとか、意味をかけるとか、サンプリングやリリックの背景がわかると意味がより際立つとか、そういうアプローチがこれまで親しんできた小説や漫画の延長にあるというか、同じ大きなくくりの中にあるような感覚があるというか。

かつ、私はものすごく内省的な人間なので、「自分自身を歌う」ヒップホップに興味を持つのも自然な感じがしている。

「その人が何を考えているのか」「どういう背景があってその考え方に至ったのか」「どんな経験が今のその人をつくったのか」っていう、人の内側に私は興味があって。仕事でもそういう取材が好きだし、人の頭の中を覗けるようなエッセイも好き。

思い返してみれば、SexyZoneにどっぷりいった当時も、映像を見る一方で私が熱心に漁っていたのは、彼らのインタビュー記事だった。

アイドルのインタビュー記事は写真が大きくて文章はおまけ、みたいなことも多いんだけど、私はあまり写真に興味がなくて。それよりも、彼らが何を考え、何に興味があって、何が好きなのかが知りたかった。(その結果、中身も素晴らしかったので今なおとても好き)

ということで、今はとにかく日本語ラップが楽しい。音楽的な興味というよりは、日本語的な面白さへの興味。歌詞カードを見ながら韻などの技巧を探すアプローチも、冊子を持って読み進める慣れ親しんだ読書体験に近い感覚があって、とても良い。

そして私も韻を踏みたくて妹とのLINEの返信で頑張ってみるんだけど、今のところ品質の悪いジョイマンにしかならない。ラッパーもジョイマンもすごい。

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