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「恥ずかしい」とか「不安だ」とか言っている場合じゃないよ。誰がやるの?と言われて、ハッとした。

初めての書籍である『I型(内向型)さんのための100のスキル』を出版して、あっという間に2か月が経ちました。

実は、発売2週間前にはプロモーションプランがゼロ。
もはや「本を出版する」ことさえも恥ずかしくて不安で、誰にも言ってない状態でした。(と言うと、すごくびっくりされるのですが、私の内向型な特性ゆえのことだと思います。)

当たり前のことですが、私のような無名な人間の本は、勝手に売れるはずもありません…

自分でお届けしなければ、誰が届けるのか?

このままじゃ、1冊も誰のもとにも届かない…

という事実に気づき、焦って周りの方々に協力を求めました。

そんなときに、

「恥ずかしい」とか「不安だ」とか、言っている場合じゃないよ。誰がやるの?

と、友人から言われて、ハッとしました。

ごもっとも過ぎて、絶句しました。

だって、恥ずかしいの承知で、それでも本を書こうと思ったのには理由があったんですから。

この言葉をきっかけに、私なりに「なぜ、本をお届けしたいか?」を改めて自問自答しました。

そして、自分の想いを改めて言語化できたことで、恥ずかしさや不安を乗り越え、プロモーションの覚悟が決まったんです。

本をキッカケに「可能性」が広がる人が増えて欲しいから

私がこの本を書いたのは、外向型社会で押しつぶされそうな内向型の自分や、周りで困っている人を見ていたから。

たとえば、「自己アピールが苦手」とかの理由で、他の人に手柄を取られてしまったり…「ぜんぜん認められない…」と嘆いている友人に、何もしてあげられなかったことも悔しかったです。

私の場合は、たまたま良き理解者が周りにいたことで助けられたのですが、じゃあ良き理解者が周りにいなかったら、どうなってしまっていたのか?
と思うと、ゾッとします。

なので、この本が少しでも「良き理解者」として、そっと背中を押す、そんなキッカケになればいいなと願いを込めています。

ここ数年巷で流行っている性格診断テストも、楽しくて良いと思うのですが、「それで可能性にフタをしてしまっている人もいるのでは?」という危機感も芽生えてきました。

というのも、最近学生の方々と話す機会があったのですが、

「なんど性格診断をしても、I型(内向型)と出てしまって…」とか

「私、内向型なんで…」とか

※I型とは内向型(Introvert)の頭文字を取っています。

内向型であることをネガティブに捉えている人が多いことにも改めて気づかされました。

でも、学生の方々に本で書かれている内容をお話してみると、大変ありがたいことにこのような感想をいただくことができたんです。

「I型(内向型)だからこれができないあれができないと思っていたが、I型だからこれが得意などを見つけるきっかけになった。」

「内向的という型に私が囚われていた。内向型らしい、らしくないに限らず私は私であるということが、お話を聞いてとても安心した。」

(自己愛が皆無、どうすればいいですか?という質問に私から回答したことに対して)
「正直ナツミックスさんのその一声を聞いて今回も同じか、なんて思っていた。しかし違った。彼女は私の質問に対して言葉を続ける。
「自信があるからやる、自信が無いからやらない」という考えをやめると言った。少し上から目線だが、初めて私の求めている回答が出た。
正直この世界、I型E型なんて関係ない。自分の「やりたい!」に対して素直に行動できるかどうかなんだなと感じた。」

「みんなを引っ張っていく、という自分の考えている力強いリーダー像ににとらわれることなく、自分なりのリーダー像を大切にしたい。」

お世話になっている皆さんに恩返し(恩送り)していきたいから

本を出版させていただけるのは、簡単なことではありません。

私自身、本の企画書を出版社さんや編集者さんに何度も提案してみましたが、ことごとく撃沈してきました。。

そりゃそうですよね。売れる見込みがなければ、人とお金をかけて本を作ることはできません。

なので、本を出版させていただけるだけで奇跡ですし、このようなチャンスをいただいた皆さんに恩返しをしていく必要があると思っています。

何より、本を書くにあたって私がこれまで実践してきたことは、100冊の内向型に関する本を読んだこともありますが、周りの方々から学ばせていただいたことが詰まっています。

この本をお届けすることで、これまで関わっていただいている皆さんへの恩送りをしていきたいです。

大変ありがたいことに、Amazonのレビューが70件を超えました。よろしければ、手に取っていただけますとうれしいです。レビューも1件でも増えていくと、興味を持っていただける方が増えると思うので、もし可能でしたら。


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