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大谷翔平さんが高校生のときに書いた「目標シート」

WBC(ワールドベースボールクラシック)は、観ていますか?

久々に野球を観ているのですが、おもしろいですね。

何と言っても、話題が持ち切りなのが、大谷翔平さん。

小学生の息子と、テレビにかじりついて観戦しているときに、「大谷って、どこがすごいの?」と質問を受けました。

「大谷はメジャーリーグっていうアメリカのチームでMVPをとったの。MVPとは、一番活躍した選手に贈られる賞だよ。ピッチャーでもすごいし、バッターでもすごいの。どっちもできるのは、世界に大谷だけなんだよ!」

と答えましたが、全然すごさを伝えられていません。。

「え、ピッチャーもバッターもできるのって、世界で大谷だけなの?」

と聞かれたので、

「そう。過去には、たった1人だけいたけど、メジャーリーグでピッチャーもバッターもできるのは、大谷だけなんだよ!」

単なる二刀流じゃない。どちらも破格級なのだ。
ピッチャーで、160km/h超えの剛速球。バッターで、ドームの看板直撃のホームラン。盗塁までしちゃっている。

そして、ムードメーカー。

自分のチームはもちろん、相手チームの選手とも、審判とも、笑いながら話し、愛される選手。

非の打ちどころがない。

今までじっくり大谷さんの試合を観たこと無かったけど、いざ目の当たりにすると、「すごーーい」の一言しか出てこないです。

そんな大谷さんが、高校生のときに書いた「目標シート」が話題になっていました。

大谷さんの「目標」の何がすごいのか?

こちらのWebから引用させてください。

最初に見たときは、びっくりしました。

「高校1年生の時にこんな目標を書いていたのか」とため息がでます。

こちらのWebから引用

マンダラチャートという手法を使った目標シート。

ど真ん中に一番達成したい「目標」を書いて、それに必要な8つの要素を周りに書き込んでいく。

次は、その8要素を真ん中にして、それに必要な8つの要素を書き込んでいく。

「目標」がSMART

ど真ん中の「目標」は、「ドラフト1位8球団」。

目標設定において有名なのが、「SMART」の法則。これに合致していることが分かります。

・Specific(具体的に)

誰が読んでもわかる、明確で具体的であること。
※ドラフト1位を8球団からもらう

・Measurable(測定可能な)

達成度合いがわかる、測定できること。
※測定できる数字が入っている

・Achievable(達成可能な)

達成できること。
※達成できる自信をもって、目標設定していると思われます

・Related(関連した)

自分が属するチームや会社の目標に関連するものになっていること。
※所属している野球部の活動の先に、目標がある

・Time-bound(期限がある)

いつまでに目標を達成するか、期限があること。
※高校3年の時にドラフトがあるので、時期が明確

「運」のパートがすごい

つい目がいってしまうのが、「運」のところ。

あいさつ、ゴミ拾い、部屋そうじ、審判さんへの態度・・・

これが、単に紙に書いてあることじゃなく、「有言実行」していることだとわかるエピソードがありました。

「佐々木さん、肩、痛いでしょうから、ボールを取りにきました」  

審判生活29年、そういう気遣いをしてくれたピッチャーって大谷選手だけでした。  

どの選手にしても第1打席に、球審に「こんにちは」とか「お願いします」って入ってきますが、大谷翔平選手と松井秀喜選手の2人だけは必ず「〇〇審判、こんにちは」って、苗字を付けてくれます。人間性でしょうね。

スーパースター選手なので、豪快な速球やホームランに目がいきがちです。でも、審判や相手チームへの態度など、ひとつひとつの積み重ねで、人間性が作られているんですね。

これからも大谷さんを応援したいです。

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