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学校の友達が大好きな小1次男の現在地

年明けから篭りがちだった小1次男(本来好奇心旺盛)が少し外に出るようになったのは最近になってから。
次男と一緒に過ごしていて、少しずつ、彼の思いがわかってきています。

学校の友達に会いたくて

この2月、暖かい日も出てきたこともあってか、少し気持ちが外向きに。
日中、公園などで過ごす日もあったり。

そんな矢先、おばあちゃんが付き添っていてくれた日に、学校の下校時刻の放送が流れた時、突然、

みんなに会いに行く!

と学校へ向かった日が。
校門まで行き、みんなと会って、下校を一緒に帰ってくる、といったことが、何日かありました。
その時の、次男の楽しそうな顔。

ああ、そうか。
次男は学校が絶対的に嫌いなわけではない、学校の友達は大好きで、会いたいんだ、と良くわかったのです。

学校は、彼にとってはきっと大切なコミュニティ。
校門で、早くみんなが出てこないかな〜♪、と言っている次男と待ちながら、なんだが切なくなってきたのは私。
本当は学校には行きたい、だけど、ルールやべんきょうが嫌で(あるいは怖くて)いけない。
結果として、大好きな友達に会えない、そんな毎日をぐるぐるしていることが。

ちなみに、下校しながら、お友達の反応も素直。
「なんで学校来ないの?」と聞いてくれる子には、「そうだよね、そう思うよね、でもちょっと気持ちが難しいんだ。みんなのことは好きだけど、ちょっと嫌なこともあって行けないんだ。」といった会話もしました。
なんでなのかなあ?とすごく不思議そうな顔をしていました。(そういうこともあるのかな、くらいに思ってくれていると嬉しい)

中には、「サボりでしょ」という子もいますし、仲の良かった子から「次は絶対にきなよ、来ないとダメだよ!」と(仲良かったからこそ)熱い会話も。
次男の顔は複雑そうで、その話を後からしたときは、居心地悪そう。
結局、次男のココロもまだまだ複雑です。

でも、複雑じゃないなら、今頃学校行っているし。
子供もいろいろあるのだと思う。

学校との距離感模索中

下校の出待ちの件は、間も無くして担任の先生に伝わりました。
先生から、せいかつかの授業で外で遊ぶ日があり、その日にフラッときてみては、と誘っていただきました。
そんなこんなで、とても久しぶりに授業へも参加。
校庭で走り回る姿を、寒空の下、遠くから眺めていました。

現在は、休み時間に行くとか、給食だけ行くとか、行きたくなったらいつでも行けるんだよ、ということを話しています。
もちろん、次男が行きたいなら、が前提ですが。

兄のフリースクールにも行きたい、その理由は

ところで、ある日、兄のフリースクールの送りについて行った次男。
その日はたまたま欠席が多く、なんと、出席が兄だけでした。

よかったら弟くんも、居てみる?

となり、思わぬ形でフリースクールの体験をすることに。その日は一日、いろいろなゲームで過ごしたようです。

そして、その日のうちに、僕もここに通いたい!、となりました。
母としては、それはいいことだなあと思ったのですが。

兄にとってはフリースクールの時間は自分のための大事な時間。
だから、弟がいるのは、ちょっと複雑なのです。
兄の状況もありますから、二人を違う曜日にしよう、と模索していたのですが。

「にいちゃん行かないなら僕は行かない」

ときっぱり。

次男は、どこに行くかじゃなくて、誰と行くかが、重要なんだな。

母もだいぶわかってきました。
歩みはとてもゆっくり。彼なりのコミュニティの築きを、見守ってあげたいものです。

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