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のんびりゆるく生きたいは生き急いでいる

のんびりゆるく生きたいと思い始めて早数年。
北海道に移住してからの2年はかなり、生きるスピードを落とせたように思います。頑張らなくても維持できる毎日を過ごしたい。と思いつつも、以前の記事で気がついた、笑ってしまうくらいの豪快さを出していく時間も必要だなということ。

でも以前の短期アルバイトの時にふとライフスタイルの話をしていて、言われたことがあります。「あなたの年齢で今そこの感覚って早すぎないですか。」と言われました。この言葉の意味としては、ミニマリストだったり、キャリアよりも自分の暮らしを大切にしたいだったり、自然の多いところで暮らしたいという感覚はもう少し年齢を重ねた時に持つ感覚なのでは?と言うことだと思うんです。

全員が全員、同じ感覚ではないと思いますが、それでも一般的には私の年代では少数派なのかもしれません。でもこの5年ほどの間に、アレルギーになって0からのスタートになったことをきっかけに、自分の体や気持ちを整えておかないと、物だけでは幸せは感じられないということを強く体感しました。そして自分のキャパだったり、必要最低限な物というのを少しずつ探りながら生活するようになりました。

私は自分の持てる範囲の労力と物でゆっくり自分のペースで生きて生きたいと思いながらこの数年生活していたのですが、見方によってはこれは生き急いでいると捉えることもできるんじゃないのかと、ふと思いました。

自分のペースで生きて、日々の暮らしを大切にしたい。確かにいつもこんな生き方についての話をしていて、共感してしまうのは少し人生の先輩方のことが多いように思います。よく読んでいる暮らしの本であっても、こんな生活したいなーと憧れてしまうのは自分の親より上の世代の方のことが多いです。(同年代やもっと下の世代であっても素敵だなーと憧れる暮らしをされている方もたくさんいます。)

ゆっくりゆるく生きたいと思っているけど、見方によっては、30代、40代での楽しみ方というのをすっ飛ばしてるようにも見え、逆に生き急いでいるようにも見える。私自信、アレルギーが出なければ食生活を意識することなんてなかったし(めちゃくちゃジャンキータイプでした。)、新しく出てくる化粧品を楽しんだり、多少無理をしてでも働いて色んな物を買ったり、所有してみたいと今でも思っていると思います。

その暮らし自体が嫌なわけでもなかったし、今でも5年以上前の自分の写真を見るとインナーカラー金髪いいなとか、メイクもしっかり出来ていていいなとか、休み毎に旅行に出かけ、多少ジャンキーなものも楽しめていていいなと思うことがあります笑。

今はやってみようと思っても、カラーは優しいものでないと痒みが出るし、メイク用品は合わない物の方が多いので、この数年固定で同じものしか買っておらず、アイシャドウやマスカラ等は痒くなるのでしていません。そして少し添加物が多い物だと夜中に手が痒くなり、次の日顔が浮腫むので食べたい時は少量にするようにしています。

この状態が最初はストレスで、これも出来ない、あれも出来ないと捉えていましたが、身体の調子自体は一年を通してとても良くなり、謎の体調不良みたいなものはほぼ無くなりました。

どちらが良いとかではなくて、アレルギーによって体調だったり、気持ちの面だたったり、そちらを大切にする方向に意識が向いただけなのだと思います。
前の自分はたくさんの刺激や体験を楽しむことを大切にしていました。でも今はその楽しみ方が変化したのだと思います。

これからまだまだ変化するだろうけど、その時その時で大切にしたいものを全力で楽しめる毎日を送っていきたいです。

おわり。


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