見出し画像

週一同じカフェにお金を払い推し活をする

私は1年ほど前から同じカフェにほぼ毎週通って、クレープとほうじ茶を注文しています。間が抜けている時もありますが、平均して月3回〜4回は通っています。

小樽に移住して最初の頃は好奇心のままに新規開拓でたくさんのお店に行きました。普段あまり行かないタイプのお店や、体に良さそうなランチのお店、オープンしてすぐの洋食屋さん。色んなお店に行った中でその後自然と通うようになったのがこちらのお店でした。

香川県に住んでいたときも、同じように週1通っている紅茶とスコーンのお店がありました。何度か通ううちにお店の方とも話すようになり、北海道に旅立つ時にはクッキーを頂きました。今通っているお店もその時のお店に少し雰囲気が似ていて、通うようになってからお話をしたりもするんだけど、1人の時間を楽しみに来てるんだろうなーというのを理解してくれていて適度にほっといてくれます。

私の友人関係もそうなのですが、この適度にほっといてくれるタイプの方々がほとんどです。どんなに大好きな人たちや場所でも適度な距離感がないと私は息苦しくなってしまいます。
多分友人たちも同じような人たちで、みんなに逐一予定を聞くと嫌がられます笑。予定を前々から組むのもあまり好まないので、数日前若しくは当日にここ行くんだけど行く?と聞かれてタイミングが合えば一緒に行動するという感じ。

この距離感が大好きで、間が開くと平気で半年とか会わない時期もあります。だけど、何となく元気かなー?とは思っているし、北海道にも2週間前に急に行くわと連絡が来たり。この何も決まりのない関係が大好きです。

カフェも常連さんが通ってカウンターでお話をするようなタイプのお店にはあまりご縁がなく、1人で本を読んでいて数ヶ月以上通ってなんか話し始めるくらいのお店の方たちと今でもご縁があったりします。(たまに同じ空気感を感じてすぐにお話をさせて頂く方たちもいます。)

今通っているカフェでついこの間教えてもらったのですが、ここでいちばん通ってくれてますよ。と言われました。…いちばん。いちばんを取ったのは初めてかもしれません。

いつの間にか大好きでコンスタントに通っていたらいちばんだったようです。
このお話をしてくれた時に思ったのが、大好きな場所や人たちにお金をお支払いできるのはとても幸せなお金の使い方だなと思いました。大好きな場所を提供してもらうお礼としてお金をお支払いする。

何となく生きていた時はなるべく安くとか、ここでいっかとか、時間がないからこれで、みたいなお金の使い方をしょっちゅうしていました。でも今は時間に余裕を持った生活にしている分、自分のお金を誰にお支払いしたいかというのをよく考えるようになりました。

今お財布を数年ぶりに新調しようとしているのですが、小樽のお店で気になった北海道の作家さんが作っている皮のお財布を検討中です。必要なものが明確になったからこそ、どこにお金を払って、どこは締めた方がいいのかというのが自分の中でわかりやすくなりました。

高価なものだったり、毎週通うような場所だったら、自分がお金をお支払いしたいなと思うお店や誰かにお願いした方が私も幸せな気がします。
その時になんかご縁のあるお店や人たちにお金を廻すことができるって、なんか推し活のようで素敵だなと思った出来事でした。

おわり。

いつも読んで頂いてありがとうございます! サポートもいいねもコメントも嬉しいです🦭 良ければよろしくお願いします🦭