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努力がなきゃだめだけど、努力だけでもだめ。助けてくれたのは人とのつながりだった


この度ご縁をいただき開発会社へお世話になることが決まりました。
ITエンジニアを目指して1年以上勉強してきたので、本当の意味でスタートラインに立てた安心した気持ちとワクワクした気持ちでいっぱいです。

結果が出た今思うと、アラフォー未経験からのIT業界への転職は、自分がぼんやり想像していたものよりも厳しいものでした。

けれど全く無理かというと、そうではないと今は言い切ることができます。


もともとIT業界では【ITエンジニア35歳限界説】というのがあるらしいのは知っていました。現役エンジニアの方でも、新しい技術の習得・体力・年功序列故のコスト高のため、一線を退いて管理職になる人が多いとかそうでもないとか・・・。

私には真偽はよくわからないのですが、そんな中でアラフォー未経験でIT業界への転職を目指すのは、可能性0ではないけれど、若者に比べれば難しいんだろうなぁとは思っていました。

状況は、8社応募して、面接2社、内定2社いただきました。

応募総数からすると少ないかもしれないですが、面接・内定いただいた2社は、通っていた職業訓練校からご紹介いただいた会社です。いわゆるコネがあって面接していただけたもの。
(面接後の結果は自分の力も少しはあると信じたい...!と思っています^^)

それを除くと全て書類選考で全滅。
その時点で、やはり厳しいんだなぁと実感し出し、もしかして就職できないかも・・?という気持ちが少し芽生えたり消えたり。

まぁでも、そもそも35歳以上未経験は普通の転職でも難しいよね、わかってたことだから気にしない気にしない、と自分を励ましたり。

気持ちの揺らぎはありました。

そのつど「これからはやりたいことをやって生きていくんだ」と決めたことを思い出して、自分を奮い立たせていました。


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転職にあたり、自分なりに、努力はしてきたつもりでした。

いろんな情報を読み漁り(特にTwitterは本当に有益情報ばかりでした!)、いろんな学習ツールに手を出し、いろんな勉強会にこっそり参加しました。

疲れてガス欠を起こしてしまうこともあったけれど、持ち直し学習をリスタートさせてきました。

けれど、今回思ったことは「努力さえすれば報われるとは言えない。」ということでした。

誤解しないで欲しいのは「努力が無駄」ということではありません。必ず自分の糧にはなるし、コツコツと努力し続けることができる人が最強と思っています。

ただ報われるかどうかは、相手のあることだったり、運によるところだったり、自分以外の他の要因の影響が大きくあるからです。

人によっては結果的に就職できたから報われたのでは?と思うかもしれませんが、私は自分の努力だけでご縁をいただけたとは思っていません。


じゃぁ何か。それは紛れもなく「人とのつながり」です。

まず知識を深めるために、いろんな方に助けていただきました。

大先輩ベテランエンジニアの方に1からイロハや歴史を教えていただいたり、現役エンジニアの方に相談に乗ってもらって現状を知ったり。

勉強会にこっそり参加して、リアルな現場の話やモダンな技術の話を聞いたり。

Twitterの駆け出しエンジニアやコーダーになりたい人たちと繋がって、ツイートを読んで励まされたり。

システムを作るための勉強は独学では難しいと判断してからは、職業訓練校に通い先生に教えていただいたり、同期と励ましあったり。

そういう人とのつながりが、努力を続ける支えになってくれました。

そして、実際の転職活動では、人とのつながりが会社とのご縁をつなげてくれたのです。


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「努力」がなければダメだけれど、「努力」だけはきっとダメでした。

わたしを助けてくれたのは「人とのつながり」。

「人とのつながり」が「努力」を続ける意欲になり、それを見た「人」がまた助けてくれる。

それを繰り返していければ、不可能かもしれないことも、きっと可能になる。

改めて、そんなことを学びました。

改めて、わたしの周りの全ての方に、感謝しています。
いつも、ありがとうございます。

サポートしてくれたら泣いて喜びます。