傷ついたときこそ、素直になって
こんばんは。
ナツミ(@natsumi_smile)です。
大人になると、傷つくことに慣れたような気になりませんか。
慣れたつもりになっている、というのが近いかもしれません。
でも大人になったからと言って、傷つかなくなるわけじゃありませんよね。
むしろ理不尽なことは増えているのに、見ないふりを続けていると、気づいたら心が疲れ切っていた、ということになりかねません。
傷を癒すには、まず傷を確認することが必要
傷つく、とひと言で言っても、傷の深さは様々だと思います。
転んで怪我をしたら、どんな傷か確認しますよね。
範囲とか、深さとかを見て、絆創膏で足りるか病院に行くべきか確かめます。
心の傷も同じで、治したかったら、まずはその傷を認める必要があります。
けれど傷つくことに慣れているつもりになっていたら、ひとつひとつの傷をスルーしてしまい、治らないまま内側に少しずつ溜まっていってしまいます。
だから、まずは認めることが必要なのだと感じています。
自分は傷ついたんだということ。
傷つくことに慣れていないということ。
誰かに打ち明けなくてもいいから、自分だけは素直に認めて受け入れましょう。
素直に、傷ついたって言ってもいい
誰かに傷つけられても、相手に言えないことも多いと思います。
相手が親しい人とは限らないし、目上の人の場合もあります。
何より、伝えたところで気まずい思いをするかもしれない。
イヤな思いをするくらいなら、伝えないほうがいい。
そう思って、飲み込んでしまう人が多いのではないでしょうか。
確かに言い方に気をつける必要はあると思うのですが、勇気を出して伝えてみたら、相手からは「ごめんなさい」「早く言ってくれたらよかったのに」という感じかもしれません。
自分が思っているより、良い意味でも悪い意味でも、相手は気にしていないものです。
ほとんどの人は、わざと傷つけたわけでもないし、傷つけたのに気づかないふりをしているわけでもない。
逆に、もし自分が誰かを傷つけてしまったら、教えてほしいと思いませんか。きちんと誤って、誤解を解きたいと思うのではないでしょうか。
きっと、相手もそんな気持ち。
だから、早く伝えてしまったほうが良いかもしれませんよ。
気づいてほしい・わかるよね、という気持ちは捨てる
相手が親しい人であればあるほど、「気づいてほしい」という気持ちが働くことがあります。
言わなくてもわかってほしい。
察してほしい。でも自分から言い出すのが気まずくて、何だか変な態度になる。
あるいは、こんなこと言われたら普通傷つくよね、当然だよね。という気持ちかもしれません。
どちらにしても、当たり前だけれど何を思っているかなんて言わなきゃ伝わらないもの。
気づいてほしい・わかるよね、という気持ちは捨てて、素直に話してしまうのが一番だと思います。
大人になりすぎないことも大事
大人なんだから、こんなことで文句を言ったらいけない。
そんなふうに思って、いろいろなことを我慢している人は多いので
傷ついたことも、そのひとつ。
確かに、理不尽なことやワガママなことは、言うべきではないと思います。でも、誰かに傷つけられて、相手にその気持ちを伝えることは、子供の行動とは違います。
むしろ、自分の不快に思った気持ちを上手に伝えることは、大人の行動かもしれません。
割り切りすぎたり考えすぎると、自分の気持ちに素直になれなくなります。
傷ついたと思ったら、頭で考えすぎずに、直感や気持ちに従うのが良いかもしれません。
できるだけ早めに、自分の気持ちに向き合う
悲しみ・怒り・嬉しさ、どんな感情も、もちろん傷ついたときも、できるだけ早く向き合うと消化しやすい気がします。
そのつど向き合うことで、自分の気持ちへの感度がどんどん高くなっていきます。逆に放っておくと、少しずつ自分の気持ちへ鈍感になっていくような気がします。
向き合うときは、常識や、大人らしくとか、他人の目線なんかは忘れて、できるだけ正直に。
自分に素直になる。
難しいけれど、とても大切なことだと思います。
#ナツミnote 【Day179】
自分の声に耳を傾けることで、自分を大切にしよう。そんなnoteを、ほぼ毎日書いています。書いたのにアップし忘れて、noteが数えてくれる連続更新記録のカウントが途切れたので、「ほぼ毎日」。たまにエッセイ。
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