いつのまにか #2anniv.
主治医との会話がきっかけとなり、がんサバイバーになって1年と少し経った時に開設したこのnote。いつの間にか2周年を通り越していた。
月日が経つのは早い。告知日以外は日付を意識していないのもあって、まるで様々な節目が足早に過ぎていくような気分だ。
当初は病気にまつわることを書いていたここも、同じようにそうしていたTwitterアカウントも、いつしか日常と溶け合うようになった。サバイバーとなっても、病気以外の日常がある。がん以外の病気だって、特別に避けたりなどしてはくれない。
闘病ブログには「病気の話題のみ」を抽出したものが、多くあるように思う。DCISということもあるのだが、途中で方向を変えた。楽しんだり、様々なことを考えたり、それらを分けることなく置いておくこと。それがわたしだから。
推敲もせずただ書き連ねて、気付けばかなりの分量になったようだ。このゆるゆるで取り留めのない場所が、自分にとっても訪れてくださった方にも何の意味を為すのかはわからない。おそらく、ブログ開設をすすめた主治医の意図とはずれずれにずれていることだろう。
ただ、
「あの時こんなこと言っちゃったけど大丈夫かな」
などと考えた周りの人が、いつかここを見つけて
「なんだ、何も書いてないから大丈夫だったわ」
とホッとしてくれたなら、それだけでもう充分であるような気がしている。病とそのまわりでは、ありがちなことだから。
好きなものも見たものも感じたことも、変わらずぽつりぽつり置いていこうと思う。いつか振り返って懐かしく思う時、どうかまるくやわらかい気持ちでありますように。
なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」