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てきとうに:テキトーに
かねてより懸案事項だったことが、ひとつ(半ばオチがついたようなかたちで)ソフトランディングした。
もぎたて新鮮なしょうもない小咄をします。まあ自分語りだから読みたい人だけ読んで👀
— なつめ (@natsumex0087) July 22, 2022
少し前に腫瘍が見つかったんですよ。サバイバーなのにあらやだまたきたよ、とか思いながら日々過ごしていたのですが。
で、まあ経過観察しましょうという話になったはずが、病院からお達しで早よ来いと。ええっ。
つまるところ、まだ経過観察でいいらしい。勿論本音を言えば面倒くさく不要な時間と手続きを踏んだともとれるが、いい方向に転んだというのはそれはもう有り難い話だ。
腫瘍がある、と指摘されたものが消えたわけではない。経過をみる必要は依然としてある。だが、
「経過次第だけど多分良性と思うよ」
というその言葉を、そこそこテキトーに信じておきたいと思う。
テキトーという語感は専門家に対して失礼に聞こえるかもしれないが、「多分」という言葉を脳内消しゴムで消して良い方向ばかりを見れば、警戒を怠ってしまう。逆に、「多分」「思うよ」をマイナスに捉えたら、ストレスで参ってしまうだろう。
常に偏らず、フラットでいること。常に思考し、思考に振り回されたりはしないこと。決して思考停止にはならないよう、見る方向を一方向に固定しないこと。
ずっと心掛けてきたことだ。傍らに音楽と美術を携えて、好きなものを聴いては眺めながら。そうしながら最悪にも備えるし、必要以上にとらわれない。いつものスタイルで歩こうと思う。
わたしはわたしを楽しめばいいのだ。適当に、テキトーに。
なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」