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【一発完全合格!】FP2級合格体験記

今年1月にあったFP2級に合格しました。正直合格するとは思っていなかったのですが、受かったので合格体験記を書いていこうと思います。



試験の概要

難易度:☆☆
楽しさ:☆☆
ドヤ度:☆☆☆
試験形式:PBT

難易度:資格取得に関する難易度
楽しさ:試験勉強や勉強内容の楽しさ
ドヤ度:資格を取ったことでどれだけドヤれるか
☆~☆☆☆☆☆の5段階評価です


試験形式には以下の3種類あります。

PBT:大学などの試験会場に出向き、紙ベースで試験を受ける伝統的な形式
CBT:民間のテストセンターに出向き、会場のPCを使って試験を受ける形式
IBT:自宅にある私物のPCを使って試験を受ける形式



受験の動機

社会人にもなって一通りお金周りの知識を持っていないのは恥ずかしいなと思っていました。また、これからNISAなどの制度を活用していく上で、事前に基礎知識を持っていないと色々と怖いなとも感じていました。ちょうど昨年9月にFP3級に合格していたので、勉強したことが頭に残っている内に2級も受けておきたいという気持ちがありました。


学習過程

以下のテキストを使用していました。

上記の参考書を読みつつ過去問演習をこなしていく、という流れで勉強していました。具体的には1日2節分テキストを読み、前日の2節分見直しをする形で勉強していました。
しかし、勉強に対するモチベーションが3級の時よりあまり保てず、参考書をボケっとしながら眺めて、いわゆる「ながら勉強」をしていました。過去問演習も学科だけ直近の数回分を解いただけで、実技に関しては1回も過去問を解けませんでした。3級の時に比べて復習もほとんどできませんでした。
試験直前になって「これはもう無理だから、学科だけでも受かれば儲けもんだなー」と半ば諦めモードでした。しかし、完全に諦めたわけではなく、最低限の単語や覚えるべき語句は拾っていました。


試験本番

会場は自宅近くの大学でした。
午前の学科試験を解いている時はとりあえず解ける問題を解いて、解けない問題にあまり時間を書けないことを意識しました。FP2級レベルだと問題を見た瞬間に自分の知識レベルで解けるか解けないかくらいは即座に分かります。例えば私の場合、計算問題は準備してこなかったので、初見で解けそうにないと思ったら次の問題にすぐに移るようにしていました。一度お昼ご飯を食べに自宅に戻りたかったので、試験終了30分くらい前に解答を終わらせて途中退室しました。
午後は無理だと悟っていたので、ちゃちゃっと解いて早めに途中退室することばかり考えていました。とは言っても、合格への一縷の望みに賭けて問題は一通りすべて解きました。それっぽい解答ができ、最後まで解き切り一通り見直しを済ませたので残り20分くらいの残して途中退室しました。


試験後

試験直後、ネット上に自己採点サービスがあったので使ってみました。その結果、学科試験の方は合格ラインをわずかに超える点数で少し驚きました。一方で、実技試験の方ではその自己採点サービスによると4割ほどの点数で、余裕で落ちる点数でした。「まあ、仕方ないよなー。実技は全く勉強してないしー」と思い、それ以降はFP2級のことは意識の外へと行きました。


結果

試験後しばらくたって、ふと「FP2級の結果発表はもうそろそろなんじゃないかなー」と思いだし、公式サイトで試験結果を照会しました。「学科試験だけでも受かってるといいなー」と思ってサイトにアクセスすると、そこには【完全合格】の文字が。。。
正直、理解が追いつきませんでした。「なんかよくわからんけど受かってるー!!?」という感じでした。ネット上での合格発表日から少し時間がたっているので、ひょっとして家に合格通知書が届けられてるんじゃないかと思って自宅のポストを見に行くと、FP協会から合格証書がタイミングよく送られていました。
送付されてきた試験結果の紙には学科試験と実技試験が両方とも6割を少し上回るかなりギリギリでの合格が書かれていました。
受験直後の実技試験の解答速報は配点などの関係で精度があまり高くないことがわかりました。


振り返り

結論を先に言うと、この合格は3級の勉強の時にたくさん勉強していたおかげだということです。FP3級に合格したときの点数は学科試験、実技試験の両方でほぼ満点でした。このぐらい3級をやりこんでいれば、2級についても勉強をサボってしまっていても合格までかなりいい線にいきます。3級の勉強は2級合格への伏線だと思ってやりこみましょう!


これから

通常であれば検定試験を受験するときには1級を受けることも考えるのですが、FP検定は大体の場合実務経験がないと1級を受験することはできないみたいなので、これでひとまずFP検定は卒業ということになります。受験資格の制限が緩くなったりしたらまた考えるかもしれません。





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